Hitachi Command Suite Software Plug-in for Virtualization Server Provisioning ユーザーズガイド

[目次][索引][前へ][次へ]


2.2 リソースを設定する

ストレージ管理者は,サーバ管理者がPlug-in for Virtualization Server Provisioningで使用するためのストレージリソースをHitachi Command Suiteで設定します。

リソースの設定時の詳細な確認事項やストレージ容量の仮想化については,Hitachi Command Suiteのオンラインヘルプを参照してください。

条件

事前に完了しておく操作

リソースを設定するには:

  1. Hitachi Command Suiteにログインします。
  2. 管理]タブの[管理リソース]で,ストレージシステムを登録します。
  3. 管理]タブの[管理リソース]で,ホスト(仮想化サーバ)を登録します。
    仮想化サーバを登録するには,vMA のCIMOM インターフェースの情報 (IP アドレスやユーザーアカウント情報)を指定します。VMware vCenter Serverの管理対象の物理環境(VMware ESXがインストールされている物理サーバ)が,仮想化サーバとして登録されます。ここで登録した仮想化サーバは,Plug-in for Virtualization Server Provisioningのホストの一覧でも表示されるようになります。
  4. Hitachi Dynamic Provisioning(HDP)機能を使用している場合は,必要に応じて[リソース]タブで,ストレージ容量の仮想化を実施します。
    ストレージシステム内にDPプールを作成します。
参考
Plug-in for Virtualization Server Provisioningでは,仮想化サーバへのストレージリソースの割り当て時に条件に合うボリュームがない場合には,パリティグループまたはDPプールからボリュームが自動で作成されて割り当てられますが,環境や条件によっては時間が掛かることがあります。仮想化サーバの使用環境に合わせてボリュームをあらかじめ作成しておくと,ボリュームの割り当て時の所要時間や負荷を低減できます。

登録したリソースをサーバ管理者がPlug-in for Virtualization Server Provisioningで利用できるようにするためには,Hitachi Command Suiteのアカウントを作成し,ストレージリソースに対するアクセス権限を設定する必要があります。

関連項目

[目次] [前へ] [次へ]


All Rights Reserved. Copyright© 2011, Hitachi, Ltd.