Hitachi Command Suite Software インストールガイド

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2.1 Hitachi Command Suiteのインストール条件について

インストール先のパスや管理サーバの情報など,インストールウィザードで入力する値にはデフォルト値が用意されています。デフォルト値が用意されている項目では,デフォルト値を使用することをお勧めします。

インストールと基本セットアップの際,インストールウィザードでは,次の表に示す情報を入力する必要があります。

デフォルト値とは異なる設定にする項目については,インストール条件をあらかじめ決めておいてください。

表2-1 Hitachi Command Suiteのインストール中に入力する情報

項目 デフォルト
インストール先のパス(新規インストールの場合)

Windowsの場合:
Program Filesフォルダ\HiCommand

SolarisまたはLinuxの場合:
/opt/HiCommand
データベースファイルの格納先(新規インストールの場合)

Windowsの場合:
インストール先のパス\database

SolarisまたはLinuxの場合:
/var/インストール先のパス/database
管理サーバの情報(新規インストールの場合) ホスト名またはIPアドレス:OSに設定されているホスト名
メモリーヒープサイズ Hitachi Command Suite共通コンポーネントのメモリーヒープサイズ

Windows(x86)の場合:Medium(下限:256MB,上限:512MB)
  • 想定LDEV数:8,001以上
  • 想定コピーペア数:5,001以上

Windows(x64),SolarisまたはLinuxの場合:Large(下限:512MB,上限:1024MB)
  • 想定LDEV数:14,001以上
  • 想定コピーペア数
    オープンボリューム:12,001以上
    メインフレームボリューム:60,001以上
Device Managerサーバのメモリーヒープサイズ

Windows(x86)の場合:Medium(下限:128MB,上限:512MB)
  • 想定LDEV数:6,000以下
  • ファイルサーバのサーバ数またはクラスタ数:1以下

Windows(x64),SolarisまたはLinuxの場合:Large(下限:128MB,上限:1024MB)
  • 想定LDEV数:6,001以上
  • ファイルサーバのサーバ数またはクラスタ数:2以上
データベースファイルのバックアップ先またはエクスポート先(管理サーバにすでにHitachi Command Suite製品がインストールされている場合)

Windowsの場合:
インストール先のパス\backup

SolarisまたはLinuxの場合:
/var/インストール先のパス/backup

注※ <Program Filesフォルダ>は,次の場所を示しています。

アーキテクチャーがx86の場合:
Windowsのシステム環境変数%ProgramFiles%に設定されているフォルダです。

アーキテクチャーがx64の場合:
Windowsのシステム環境変数%ProgramFiles(x86)%に設定されているフォルダです。

関連項目

この節の構成
2.1.1 インストール先の条件
2.1.2 データベースの格納先の条件
2.1.3 管理サーバのホスト名またはIPアドレスの条件
2.1.4 メモリーヒープサイズの目安値(Hitachi Command Suite 共通コンポーネント)
2.1.5 メモリーヒープサイズの目安値(Device Manager サーバ)
2.1.6 データベースのバックアップ先またはエクスポート先の条件

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