Tiered Storage Manager Software CLI リファレンスガイド

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5.5.2 タスクの作成と実行

CLIで作成できるタスクと,作成するために使用するコマンドの組み合わせは,次の4種類です。

ここでは,タスクの作成や実行について,共通する内容を説明します。

次のどれかに該当する場合,タスクを作成できません。

上記以外にも,タスクの種類によって作成できない条件があります。その他の条件については,各タスク作成コマンドを参照してください。

作成されたタスクには,タスクIDが与えられます。

Tiered Storage Managerは,タスクを作成するとき,該当するタスクで処理対象となるボリュームの情報に不整合がないかどうかを確認します。このため,マイグレーショングループに含まれるボリューム数が多いと,タスクの作成に時間が掛かることがあります。

タスクの実行のしかたには,次の2とおりがあります。

タスクの実行とは,タスクの実行をTiered Storage Managerサーバに要求することです。実際のボリュームの操作は,コマンドとは非同期に行われます。

タスクを作成したあと,次の操作はできません。

タスクを作成したあと,実行要求の受け付けにTiered Storage Managerサーバが失敗した場合には,エラーメッセージ(KATS50213-E)が表示されます。その場合には,サーバ側の障害を解決したあとでExecuteTaskコマンドを使用してタスクを実行してください。

なお,実行したタスクが完了していない場合,同じマイグレーショングループに対して新しいタスクを作成できません。

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