Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド

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4.1.9 AddSpareDrive

AddSpareDriveコマンドは,ストレージシステムにスペアドライブを追加します。スペアドライブとは,ストレージシステムがバックアップまたは待機用に使用する物理ドライブです。実行結果には,追加されたスペアドライブの情報が表示されます。

重要
このコマンドは,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,SANRISE9900V,HUS VM,およびHitachi SMSでは使用できません。

パラメーター

表4-12 AddSpareDriveコマンドのパラメーター

パラメーター名 指定のレベル 説明
serialnum 必須 スペアドライブの追加先となるストレージシステムのシリアル番号
model 必須 スペアドライブの追加先となるストレージシステムのモデル
pdevid 必須 新しいスペアドライブのPDEVのID

事前に取得するパラメーター値

serialnumおよびmodel
GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。

pdevid
GetStorageArray (subtarget=PDEV)コマンドの実行結果のpdevid値から取得してください。ただし,pdevid値にコンマが含まれている場合,コンマを取り除いた値を指定してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはPDEVを指定してください。

コマンド実行例

HiCommandCLI AddSpareDrive -o "D:\logs\AddSpareDrive.log" "model=D800H" "serialnum=87010257" "pdevid=9"

コマンド実行結果

RESPONSE:
An instance of StorageArray
         .
         . (Attributes of StorageArray are omitted here)
         .
  List of 1 PDEV elements:
    An instance of PDEV
      objectID=PDEV.D800H.87010257.9
      chassis=0
      arrayGroup=-1
      arrayGroupName=-1
      capacityInKB=280,887,296
      row=0
      column=9
      denseNumber=-1
      densePosition=-1
      depth=1
      role=spareuninitialized
      vendor=SEAGATE
      model=DKS2E-K300SS
      firmwareVersion=4C5B
      dkuType=D800
      rpm=15000
      diskType=4
      formFactor=0
      pdevid=9
      diskModelSize=300GB
      encrypted=0
      fdChipType=-1

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