Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド

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5.2.2 性能問題の有無を特定する

分析]タブでストレージシステムの性能に問題があるかどうかを確認します。

事前に確認しておく情報

事前に完了しておく操作

Tuning Managerと連携するための設定,およびTuning Managerでのレポート定義ファイルのインポート方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。

性能問題の有無を特定するには

  1. 分析]タブで[論理グループ]を選択します。
  2. ツリーを展開して,対象の論理グループが属するフォルダを選択します。
  3. 論理グループの一覧から対象の論理グループの行を選択し,[性能問題特定]ボタンをクリックします。
    論理グループ内の一部のボリュームやホストを選択することもできます。
  4. 1. イントロダクション]を確認して[次へ]ボタンをクリックします。
  5. ホスト管理者から入手したアプリケーションの情報を基に,[2. 対象選択]で分析対象のストレージシステムのタイプ,ボリュームおよび分析期間を設定し,[次へ]ボタンをクリックします。
  6. 3.概要]でしきい値を超えているリソースがないか確認します。
    しきい値を超えているリソースがある場合は,ストレージシステムに問題があるおそれがあるため[次へ]ボタンをクリックします。しきい値を超えているリソースがない場合は,ストレージシステムに問題がないと考えられるためウィザードを終了します。
  7. ストレージシステムのタイプ別に表示される各メトリックの詳細情報を確認して,[次へ]ボタンをクリックします。
  8. 分析結果を確認します。
重要
エンタープライズクラスストレージまたはHUS VMを分析する場合で,パリティグループに属するすべてのボリュームが次のどれかに該当するとき,Read Hit率のチャートは表示されません。
  • ShadowImage,TrueCopyまたはUniversal ReplicatorのS-VOL
  • Copy-on-Write SnapshotまたはThin ImageのV-VOLまたはプールボリューム
  • DPプールボリューム
参考
詳しい性能情報を参照したい場合は,対象のリソースを選択して[Performance Reporter起動]ボタンをクリックします。Performance Reporterで[User Reports]の[Identify Performance Problems and Health Check (<バージョン番号>)]配下から[Identify Performance Problems]を選択します。表示条件を設定してレポートを表示すると,分単位での分析や長期間の分析ができます。Performance Reporterの操作方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager Software ユーザーズガイド」を参照してください。

関連項目

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