Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド
System Management Unit(SMU)と連携している場合に,Device Managerの画面から実施できるファイルサーバの操作について説明します。
次の操作を実施できます。
- ファイルシステムの作成
ファイルサーバに割り当てられたボリューム(システムドライブ)から構成されるストレージプール上に,ファイルシステムを作成します。ファイルシステムはEVSにマウントします。図3-7 ファイルシステム作成の概念図(Hitachi NAS Platform)
- ファイルシステムの拡張
Hitachi NAS Platformのファイルシステムは,自動拡張の設定が有効(全容量を確保してファイルシステムを作成する設定が無効)であれば,ストレージプールから自動で容量が追加されます。指定した上限値に容量が達した場合や,自動拡張の設定が無効(全容量を確保してファイルシステムを作成する設定が有効)の場合には,手動でファイルシステムを拡張します。- ストレージプールの作成
ファイルサーバに割り当てたボリューム(システムドライブ)をまとめてストレージプールを作成し,ファイルシステムやキャッシュに利用します。- ストレージプールの拡張
ストレージプールの容量が不足するおそれがある場合は,Device Managerでファイルサーバにボリューム(システムドライブ)を割り当てて,ストレージプールを拡張します。- ファイル共有の追加※
ファイルサーバの利用者からの要求に応じて,ファイルシステムに共有(CIFS またはNFS)を追加します。 ファイル共有の用途やファイルシステムの空き容量などを確認し,ファイル共有を追加するファイルシステムを選択します。- 管理対象の詳細確認と編集
管理対象であるシステムドライブ,システムドライブグループ,ストレージプール,ファイルシステム,ファイル共有の詳細情報を確認し,設定を編集します。 例えば,ファイルシステムやストレージプールの容量を確認したり,システムドライブのアクセス属性を変更したりします。管理対象の削除やファイル共有の解除もできます。注※ ファイルサーバのファイル共有機能に関するライセンスが必要です。
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