Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド
ストレージシステムのボリュームをファイルサーバで利用するため,ファイルサーバをDevice Managerのリソースとして登録します。Device Managerに登録できるファイルサーバは,Hitachi NAS PlatformおよびHitachi Virtual File Platformです。
ファイルサーバの管理ソフトウェアにDevice Managerの情報を登録すると,ファイルサーバの情報がDevice Managerに送信されます。Device Managerでは,その情報を参照したり,Device Managerからファイルサーバの管理ソフトウェアを起動したりできます。Device Managerでファイルサーバにボリュームを割り当てたあと,ファイルシステムやファイル共有の作成などをスムーズに実行できます。
ファイルサーバの種別によっては,ファイルサーバのアラートの監視などもできます。
ファイルサーバのシステム要件については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。
ファイルサーバの統廃合などによって管理が不要となった場合は,ファイルサーバの管理ソフトウェアで登録したDevice Managerの設定を解除したあとで,Device Managerで対象のファイルサーバを削除します。このとき,ファイルサーバはDevice Managerの管理対象から除外されますが,ファイルサーバ上に作成したファイルシステムやファイル共有,ストレージシステムのボリュームをファイルサーバに割り当てた際のパスの設定情報などは保持されます。
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