Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド

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2.2.14 Device Managerエージェントを使用して登録したホストの設定を変更する

Device Managerエージェントを使用して登録したホストの設定を変更します。

Device Managerエージェントを使用している場合,ホストの情報は定期的にDevice Managerエージェントから自動で送信されます。必要に応じて,ホストの更新を実行してください。ただし,設定項目によって,ホスト編集ダイアログで設定を変更してからホストを更新する必要があります。各項目の変更方法は次の表で確認してください。

表2-4 Device Managerエージェントを使用して登録したホストの設定を変更する方法

項目 ホスト編集 ホスト更新
ホスト名  ○※1  × 
OSタイプ  ×   ○ 
IPアドレス  ×   ○ 
ユーザーIDおよびパスワード  ×   × 
ポートタイプ  ○※2  ○※2
WWNまたはiSCSIネーム  ○※2※3  ○※2
WWNニックネーム  ×   ×※4

(凡例)
○:できる
×:できない

注※1 Device Managerエージェントがインストールされているホストでコピーペアを管理している場合,ホスト名を変更したあとにDevice Managerエージェントのサービスを再起動する必要があります。Device Managerエージェントのサービスの再起動後に,さらにストレージシステムを更新することでホスト名の変更が反映されます。

注※2 追加されたWWNまたはiSCSIネームおよびそのポートタイプはホストの更新時に反映されますが,削除した場合は反映されません。ホストの編集機能でWWNまたはiSCSIネームを削除する必要があります。

注※3 FCoEポートに対してボリュームを割り当てたい場合は,手動でWWNを追加する必要があります。

注※4 Storage Navigatorなどのストレージシステムの管理ツールで設定したWWNニックネームをHitachi Command Suite(HCS)に反映する場合は,ストレージシステムの情報を更新してください。ストレージシステムのホストグループに設定されているWWNニックネームが複数ある場合,ホストのポートのWWNニックネームは自動で1つ選択されて表示されます。

Device Managerエージェントを使用して登録したホストの設定を変更するには

  1. 管理]タブで[管理リソース]を選択します。
  2. ホスト]タブで対象のホストを行選択し,更新したい項目に応じて[ホスト更新]ボタンまたは[ホスト編集]ボタンをクリックします。
  3. 処理を実行します。
    データ収集タスク]タブの一覧にタスクが登録されます。ホスト編集ダイアログで設定を変更した場合は,設定を変更したあとに[ホスト更新]も実施してください。
  4. タスクの[状態]欄で,実行結果を確認します。

ホスト]タブの一覧で,変更したホストの設定を確認できるようになります。

重要
ホスト名を変更した場合,[リソース]タブに変更前と変更後のホスト名が両方表示されていることがあります。そのときは,変更前のホストを削除してください。Device Managerエージェントがインストールされているホストでコピーペアを管理している場合は,ホストの削除に加えて,ストレージシステムの情報の更新も必要です。

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