Compute Systems Manager Software ユーザーズガイド
N+Mコールドスタンバイのライセンスがある場合は,N+Mコールドスタンバイグループを作成し,現用ブレードと予備ブレードを割り当てられます。グループを作成すると,現用ブレードと予備ブレードの間でN+Mコールドスタンバイテスト(切り替えおよび切り戻し)を実施できます。
- 自動切り替え時の遅延時間およびタイムアウトの設定
N+Mコールドスタンバイグループ作成時の詳細設定で,デフォルト値と異なる値を指定する場合には,設定する値を決めておいてください。
自動切り替え時の遅延時間は,ログファイルが生成される時間を確保できるように指定します。また,タイムアウトの設定は,起動およびシャットダウンの時間を考慮して,切り替えまたは切り戻しのタスクが完了するまでの待ち時間を指定します。N+Mコールドスタンバイを設定する手順を次に示します。
- [リソース]タブで[N+Mコールドスタンバイグループ]を選択します。
- [グループ作成]をクリックします。
- ウィザードに表示される指示に従って,N+Mコールドスタンバイグループを作成し,現用ブレードと予備ブレードを割り当てます。
必要に応じて,定期的に診断する予備ブレードとスケジュールを登録します。- 要約ウィンドウで,N+Mコールドスタンバイの設定を確認します。
必要に応じて,詳細設定では,自動切り替え時のメール通知方法および遅延時間,ならびにタイムアウトを設定します。
実稼働環境でN+Mコールドスタンバイを使用するには,切り替えテスト(切り替えおよび切り戻し)を実行しておく必要があります。必ず[続けてN+Mコールドスタンバイテスト設定をします。]オプションを選択してください。- [実行]をクリックします。
N+Mコールドスタンバイグループが作成されます。- グループに含まれる現用ブレードと予備ブレードの間で,N+Mコールドスタンバイの切り替えテストを実施します。
実施するテストを選択し,必要な項目を設定します。- 必要に応じて,詳細設定で切り替え後から切り戻し開始までの待ち時間などを設定します。
- [プラン確認]をクリックして,サマリーに表示されたタスクの内容を確認します。
- さらに,タスク名の更新や説明の入力もできます。
- [スケジュール設定]を展開し,タスクのスケジュールを指定します。
タスクをすぐに実行するか,あとで実行するかを選択できます。デフォルトでは[今すぐ実行]が設定されています。- [実行]をクリックします。
N+Mコールドスタンバイテストが開始されます。テストの進捗状況や実行結果は,[タスク & アラート]タブで確認できます。また,タスクの詳細を表示して,N+Mコールドスタンバイが完了しているかどうかを確認できます。
N+Mコールドスタンバイグループは,[リソース]タブからも確認できます。
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