Compute Systems Manager Software ユーザーズガイド
リソースの管理インターフェース情報をBMCに登録するか,WoLを有効にすることで,Compute Systems Managerで管理されているリソースやHVMの電源を制御できます。電源の制御によって,ホストのOSの起動も操作できます。
電源管理は,操作する対象やその動作によって,操作の種類が異なります。
管理対象リソースの電源管理の操作オプションには,次のものがあります。
- 電源ON
ホスト,サーバ,または仮想マシンの電源をONにします。
ホストの電源をONにすると,OSが起動します。
サーバまたは仮想マシンの電源をONにすると,ホストにOSまたはゲストOSがインストールされている場合は,OSも起動します。
論理分割の機能を使用しているブレードサーバではHVMも起動します。LPARの設定によって,HVM上のLPARも起動します。- 起動
LPAR上のホストにOSがインストールされている場合,OSを起動します。
- 強制電源OFF
ホスト,サーバ,または仮想マシン上のOSまたはゲストOSをシャットダウンしないで電源をOFFにします。- 停止
LPAR上のホストのOSをシャットダウンしないで停止します。- シャットダウン
ホストのOSをシャットダウンしたあと,電源をOFFにします。
HVMでは,LPAR上のホストのOSをシャットダウンしたあと,シャットダウンします。
- リブート
ホストのOSをシャットダウンしたあと,電源をONにします。- リセット
仮想マシンまたはサーバで,強制電源OFFにしたあと,電源をONにします。- 再起動
HVMをシャットダウン,またはLPARを停止したあと,起動します。
HVMを再起動した場合,LPARの設定によって,HVM上のLPARも起動します。また,電源管理タスクのスケジュールを設定することで,次のように運用できます。
- 毎週末にホストをシャットダウンする。
- 毎月第1土曜日にホストをリブートする。
- 毎週末,サーバをシャットダウンする。
- 4.1.2 電源を管理するための確認事項
- 4.1.5 ホストの電源をONにする
- 4.1.6 ホストをシャットダウンする
- 4.1.7 ホストの電源を強制的にOFFにする
- 4.1.8 ホストをリブートする
- 4.1.9 仮想マシンの電源をONにする
- 4.1.10 仮想マシンをリセットする
- 4.1.11 仮想マシンの電源を強制的にOFFにする
- 4.1.12 サーバの電源をONにする
- 4.1.13 サーバをリセットする
- 4.1.14 サーバの電源を強制的にOFFにする
- 4.1.15 HVMをシャットダウンする
- 4.1.16 HVMを再起動する
- 4.1.17 LPARを起動する
- 4.1.18 LPARを停止する
- 4.1.19 LPARを再起動する
- 4.1.20 ホストの電源管理のスケジュール設定例
- 4.1.21 サーバの電源管理のスケジュール設定例
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