Compute Systems Manager Software ユーザーズガイド

4.1.2 電源を管理するための確認事項

管理対象の電源を管理する前に，確認しておく情報や完了しておく操作について説明します。

事前に確認しておく情報

• 管理対象にする各ホストの名称およびIPアドレス
• 電源を管理するブレードサーバの名称，そのブレードサーバを格納しているシャーシの名称，およびブレードのスロット番号
• 電源を管理するラックマウントサーバの名称およびBMCのIPアドレス
• 電源を管理する仮想マシンの名称，および仮想マシンがマウントされたハイパーバイザーの名称
• 電源を管理したいLPARの名称，またはLPARの番号
• LPARが作成されているHVMのID

事前に確認しておく情報（日立製でないサーバに搭載されたホストの電源を管理する場合）

• BMCのIPアドレス
• BMCのAdmin権限を持つユーザーのIPMIログインIDとパスワード

事前に完了しておく操作

• ホストにBMCを設定する（日立製以外のサーバにマウントされた物理ホストの電源を管理する場合）
• 電源管理のタイムアウトを指定する（デフォルトの設定を変更する場合）
• リソース情報を更新して，最新の電源状態を確認する（任意）
• ハイパーバイザーで仮想マシンに関する電源管理を設定する（ハイパーバイザーの電源と連動して仮想マシンの電源を管理する場合）
• HVMの自動シャットダウンなどを設定する（HVMの電源を管理する場合）
• LPARの自動アクティブ順序を設定する（LPARの電源を管理する場合）

関連項目

• 4.1.1 電源管理とは
• 3.4.3 論理分割の拡張設定を変更する
• 3.4.6 LPARを作成する
• 3.4.7 LPARの設定を変更する
• 4.1.3 BMCを設定する
• 4.1.4 電源管理のタイムアウト時間を設定する
• 5.2.17 管理対象の情報の更新とは

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