旧入出力プラグインは，同じノードに対して同一プラグインIDの入出力プラグインを複数配置できます。このため，同一プラグインIDかつ同一プラグインパーツIDの入出力プラグインのインスタンスを，一画面につき一つずつ保持して同一プラグインIDのインスタンスを区別します。なお，インスタンスを生成するタイミングは09-50以降のバージョンの入出力プラグインと同じです。

09-50以降のバージョンの入出力プラグインと同じです。詳細は「1.2.3(2)　入出力プラグインのインスタンスの破棄」を参照してください。

入出力プラグインのインスタンスは，09-50より前のバージョンと09-50以降のバージョンで次のように異なります。

09-50より前のバージョンの場合

ノード遷移時に入出力プラグインを実行するたび，入出力プラグインのインスタンスが生成および破棄されます。

09-50以降のバージョンの場合

一度生成したインスタンスは，同一の業務コンテンツを実行している間はHTTPセッションで保持されます。

注意事項

インスタンスのライフサイクルの変更に伴い，メンバ変数も入出力プラグインの実行時に破棄されないで残ります。このため，旧入出力プラグインでメンバ変数を使用している場合は，IIoActionController.executeメソッドの実行後にメンバ変数が残っていても問題ないかどうかに注意してください。