Cosminexus V9 ナビゲーション プラットフォーム 開発ガイド

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1.1 開発の範囲

ナビゲーション プラットフォームの画面は,業務の内容に合わせて,例えば次のように変更できます。

図1-1 ナビゲーション プラットフォームの画面のカスタマイズ例

[図データ]

枠で示した部分は,プラグインや画面の開発が必要です。このマニュアルでは,枠で示した部分の開発について説明しています。ユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)の設定で実現できるカスタマイズの詳細は,マニュアル「Cosminexus V9 ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで」を参照してください。

次に,枠で示した部分を説明します。

プラグイン開発
表示されている業務コンテンツの画面で利用者が入力した値を次のステップで利用したり,外部プログラムへ渡したりするには,入出力プラグインを開発してください。
利用者がこれまでに入力した値を一時保存するには,中断再開プラグインを開発してください。入力した値は中断情報として保存され,利用者は業務の途中にほかの業務を参照したり,ログアウトしたりしても,一時保存した状態から業務を再開できるようになります。
利用者が入力した値をキャッシュといいます。プラグインはキャッシュを使って機能を実現します。
カスタム画面開発
メニュー領域の背景色の変更や画像の表示など,簡単な見映えだけを変更する場合は,HTMLファイルでカスタム画面を開発してください。業務コンテンツの数が多く,検索機能を追加するなど高度なカスタマイズが必要な場合は,JSPファイルでカスタム画面を開発してください。

 

参考
  • JSPファイルを使用すると,ナビゲーション プラットフォームの画面とは別の新規画面としてカスタム画面を開発することもできます。
  • ナビゲーション プラットフォームのログイン画面は,ユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)の設定によってカスタマイズできます。