Hitachi

インメモリデータグリッド Hitachi Elastic Application Data Store ユーザーズガイド


付録B.3 パラメタの再設計

次に示すパラメタのデフォルト値が変更になっています。必要に応じて,パラメタに指定する値を再設計してください。

〈この項の構成〉

(1) サーバ定義ファイルに指定していたパラメタ

サーバ定義ファイル(eads_server.properties)に指定していた次に示すパラメタは,デフォルト値が変更になっています。

(a) eads.connection.timeout

デフォルト値が60000(ミリ秒)に変更になっています。

03-60で60000未満の値を設定していた場合,デフォルト値での使用を推奨します。

(b) eads.restore.dataSender.send.timeout

デフォルト値が60000(ミリ秒)に変更になっています。

03-60で60000未満の値を設定していた場合,デフォルト値での使用を推奨します。

(c) eads.statistics.interval

デフォルト値が1(秒)に変更になっています。

03-60以前でデフォルト値のまま使用していた場合で,アップデート後も同様の設定で運用するときは,サーバ定義ファイル(eads_server.properties)にeads.statistics.interval=60を指定してください。

(2) クラスタ定義ファイルに指定していたパラメタ

クラスタ定義ファイル(eads_cluster.properties)に指定していた次に示すパラメタは,デフォルト値が変更になっています。

(a) eads.cache.prepare.num

デフォルト値を20に変更しています。

03-60以前にデフォルト値のまま使用していた場合で,アップデート後も同様の設定で運用するときは,共通設定ファイル(eads_shared.properties)にeads.cache.prepare.num=10を指定してください。

(3) クライアント定義ファイルに指定していたパラメタ

クライアント定義ファイル(eads_client.properties)に指定していた次に示すパラメタは,デフォルト値が変更になっています。

(a) eads.connection.send.timeout

デフォルトの値が60000(ミリ秒)に変更になっています。

03-60で60000未満の値を設定していた場合,デフォルト値での使用を推奨します。

(b) eads.connection.receive.timeout

デフォルト値が60000(ミリ秒)に変更になっています。

03-60で60000未満の値を設定していた場合,デフォルト値での使用を推奨します。