Hitachi

インメモリデータグリッド Hitachi Elastic Application Data Store ユーザーズガイド


20.1.26 ead_get_group_first_key()(グループ指定による先頭のkeyの取得)

〈この項の構成〉

(1) 機能

指定したグループに属するkeyのうち,ASCIIコードの昇順で先頭となるkeyを取得します。指定したグループの下位階層のグループに属するkeyも取得対象となります。

(2) 形式

#include <eads.h>
char* ead_get_group_first_key
(
  const EAD_CACHE     *cp,            /* In */
  const char          *group_name,    /* In */ 
  int                 *error_code     /* Out */
);

(3) 引数

cp

keyを取得するキャッシュのハンドル(ポインタ)を指定します。

ead_start_cache()で取得したハンドルを指定してください。

group_name

グループ名を指定します。

指定できるデータについては,「15.2.2(2) グループ名として指定できるデータ」を参照してください。

error_code

エラーコード取得先のポインタを指定します。

エラーコードについては,「20.2 クライアントライブラリのエラーコード(C言語)」を参照してください。

(4) 戻り値

指定したグループに属するkeyのうち,ASCIIコードの昇順で先頭となるkeyが返却されます。

次の場合,NULLが返却されます。

(5) 注意事項

keyの取得に成功した場合(戻り値がNULLでない場合),メモリ領域は自動的に解放されないため,APで解放してください。詳細については,「19.1.1(10) 戻り値として返却されたメモリ領域を解放する」を参照してください。