Hitachi

インメモリデータグリッド Hitachi Elastic Application Data Store ユーザーズガイド


20.1.19 ead_remove_node()(EADSサーバ指定によるvalueの一括削除)

〈この項の構成〉

(1) 機能

指定したEADSサーバをコピー元EADSサーバとするkeyおよびvalueを一括削除します。

keyおよびvalueの一括削除中に何らかの要因で削除に失敗した場合は,失敗の要因を示すエラーコードが返却されます。

(2) 形式

#include <eads.h>
void ead_remove_node
(
  const EAD_CACHE     *cp,             /* In */
  const ead_node      *target_node,    /* In */
  int                 *error_code      /* Out */
);

(3) 引数

cp

削除するvalueが格納されているキャッシュのハンドル(ポインタ)を指定します。

ead_start_cache()で取得したハンドルを指定してください。

target_node

一括削除を実行するEADSサーバ(ead_node構造体)を指すポインタを指定します。

EADSが提供するクライアントライブラリを使用して取得したead_node構造体のポインタだけ指定できます。それ以外のポインタを指定した場合の動作は保証しません。

ead_node構造体の形式と説明については,「20.1.54 ead_node構造体(EADSサーバ指定のユーザファンクションで使用するオブジェクト)」を参照してください。

指定したead_node構造体が格納するアドレス情報(IPアドレスおよびポート番号)が,EADSクライアントが保持するどのEADSサーバのアドレス情報とも一致しない場合,エラーとなります。

error_code

エラーコード取得先のポインタを指定します。

エラーコードについては,「20.2 クライアントライブラリのエラーコード(C言語)」を参照してください。

(4) 注意事項