Hitachi

インメモリデータグリッド Hitachi Elastic Application Data Store ユーザーズガイド


20.1.5 ead_get_cache_name()(キャッシュ名の取得)

〈この項の構成〉

(1) 機能

指定したキャッシュのハンドルに関連づけられたキャッシュ名を取得します。

ead_stop_cache()でアクセスを終了したキャッシュのキャッシュ名も取得できます。

(2) 形式

#include <eads.h>
char* ead_get_cache_name
(
  const EAD_CACHE     *cp,            /* In */
  int                 *error_code     /* Out */
);

(3) 引数

cp

キャッシュ名を取得するキャッシュのハンドル(ポインタ)を指定します。

ead_start_cache()で取得したハンドルを指定してください。

error_code

エラーコード取得先のポインタを指定します。

エラーコードについては,「20.2 クライアントライブラリのエラーコード(C言語)」を参照してください。

(4) 戻り値

キャッシュのハンドルに関連づけられたキャッシュ名が返却されます。

キャッシュ名の取得で問題が発生した場合,NULLが返却されます。

(5) 注意事項

戻り値として返却されたキャッシュ名を格納するメモリ領域は,自動的に解放されないため,APで解放してください。詳細については,「19.1.1(10) 戻り値として返却されたメモリ領域を解放する」を参照してください。