16.2.1 EADSクライアントの初期設定に関する留意事項
EADSクライアントの初期設定に関する留意事項を次に示します。
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EADSクライアントを同一マシンで複数同時に実行する場合は,それぞれ異なるログ出力先を指定してください。同一のログ出力先を指定した場合,動作は保証されません。ログ出力先の設定については,「8.4.2 ファイルの出力先の設定」を参照してください。
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EADSクライアント名の指定を省略して初期設定をした場合は,EADSクライアント名に空文字列を指定して初期設定をした場合と同じ動作をします。EADSクライアント名とログ出力先の関係については,「8.4.2 ファイルの出力先の設定」を参照してください。
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Java EEサーバ(uCosminexus Application Server)上で実行する場合,次に示す方法などで,AP開始時にEADSクライアントの初期設定をしてください。
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ServletContextListenerを使用する。
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Servletのinitメソッドを使用する。
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Java EEサーバ(uCosminexus Application Server)上で実行する場合,CacheManagerクラスのcreate()の実行後,CacheManagerクラスのdestroy()を実行しないとメモリリークとなるので必ず実行してください。
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クライアント定義を変更する場合は,次の順に行います。
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CacheManagerクラスのdestroy()で,EADSクライアントの使用を終了します。
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クライアント定義ファイルを更新します。
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CacheManagerクラスのcreate()で,再度EADSクライアントの初期設定をします。
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