12.3.1　原因調査に必要な障害情報

障害の原因調査には，次に示す障害情報が必要になります。障害が発生した場合，システム運用管理者はこれらの障害情報を取得してください。

なお，eztool snapshotコマンドを使用すると，ログと設定ファイルを一括して収集することができます。

メッセージログ

メッセージログファイルには，動作確認やエラー監視用のメッセージログが出力されます。
統計情報

統計情報ファイルには，チューニングの見直し，性能測定，リソース見積もりなどに使用する統計情報が出力されます。
スレッドダンプ

スレッドダンプには，Javaプロセス内で動作しているスレッドの情報が出力されます。

必要に応じて取得してください。
コアダンプ

EADSサーバがダウンした場合，運用ディレクトリ直下にコアダンプが出力されます。ファイル名は「core.[PID]」^※です。

なお，EADSサーバによって出力されるコアダンプは上限値が設定されていないため，ディスクの空き容量に注意してください。

注※

　[PID]：EADSサーバのプロセスID

また，次に示す障害発生時の定義ファイルも取得してください。