Hitachi

インメモリデータグリッド Hitachi Elastic Application Data Store ユーザーズガイド


11.4.1 定義内容を変更する手順

定義内容を変更する手順について説明します。

〈この項の構成〉

(1) EADSサーバを終了する(ファイルにデータを書き出す)

ファイルにデータを書き出してからEADSサーバを終了します。

手順については,「10.5 EADSサーバを終了する(メモリ上のデータをファイルに書き出す場合)」,または「10.6 EADSサーバを終了する(ディスク上のキャッシュを終了する場合)」を参照してください。

注意事項

コマンド定義を変更する場合は,EADSサーバを終了する必要はありません。

(2) 定義内容を変更する

定義内容を変更します。

「eads.logger.」で始まるサーバ定義のパラメタを変更する場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。

クラスタ定義または共通設定を変更する場合は,クラスタを構成する全EADSサーバで定義内容が同じになるようにしてください。

キャッシュ定義を変更する場合は,クラスタを構成する全EADSサーバで次のパラメタの定義内容が同じになるようにしてください。

「eads.command.logger.」で始まるコマンド定義のパラメタを変更する場合は,コマンド定義のeads.command.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。

(3) EADSサーバを開始する(ファイルからデータを読み込む)

EADSサーバを起動したあとに,前回稼働時にファイルに書き出したデータを,再度メモリ上に読み込ませます。手順については,「10.3 EADSサーバを開始する(ファイルからデータを読み込んでキャッシュを作成する場合)」を参照してください。