9.2.2 最大同時実行スレッド数の設定
EADSサーバは,EADSクライアントからの同時接続数および同時実行スレッド数を制御します。
同時実行スレッド数については,EADSサーバに対するリクエストをデータ操作とユーザファンクションに分けて制御します。
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データ操作の同時実行スレッド数
サーバ定義のeads.server.cache.maxExecuteThreadsパラメタで指定します。
EADSクライアント・EADSサーバ間の接続を切断するまでの間(サーバ定義のeads.server.connection.keepAlive.timeoutパラメタの指定値),最大同時実行スレッド数を超えるリクエストはキューに待機します。
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ユーザファンクションの同時実行スレッド数
ユーザファンクションごとの同時実行スレッド数(ファンクション定義のeads.function.<ユーザファンクション名>.maxExecuteThreadsパラメタ)を制御し,その上でユーザファンクション全体の同時実行スレッド数(サーバ定義のeads.server.function.maxExecuteThreadsパラメタ)を制御します。
- 考え方
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最大同時実行スレッド数を調節することで,リソースの使用効率を改善できます。