4.4.2 キャッシュインデックスファイルのサイズを見積もる
ここでは,キャッシュインデックスファイルのサイズの見積もりについて説明します。
(1) キャッシュインデックスファイル1面のサイズを見積もる
キャッシュインデックスファイル1面分のサイズを見積もる計算式を次に示します。
キャッシュインデックスファイル1面のサイズ(単位:バイト)= 48+4×{(キャッシュデータファイル1面のサイズ(単位:メガバイト)×1,024 ÷書き込みブロックサイズ(単位:キロバイト))−2} |
- キャッシュデータファイル1面のサイズ:
-
キャッシュ定義のeads.cache.disk.filesizeパラメタの指定値
- 書き込みブロックサイズ:
-
「4.4.1(1) 書き込みブロックサイズを決定する」で決定した値(キャッシュ定義のeads.cache.disk.blocksizeパラメタの指定値)
(2) 全レンジのキャッシュインデックスファイルの容量を見積もる
データの多重度を考量した,全レンジのキャッシュインデックスファイルの容量を見積もる計算式を次に示します。この計算式で算出した値を「4.2.1 EADSサーバのディスク使用量を見積もる」で見積もったディスク使用量に加算します。
全レンジのキャッシュインデックスファイルの容量(単位:メガバイト)= キャッシュインデックスファイル1面のサイズ(単位:バイト) ×1レンジ当たりのキャッシュデータファイルの面数 ×データの多重度÷1,048,576 |
- キャッシュインデックスファイル1面のサイズ:
-
キャッシュ定義のeads.cache.disk.filesizeパラメタの指定値
- 1レンジ当たりのキャッシュデータファイルの面数:
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キャッシュ定義のeads.cache.disk.filenumパラメタの指定値
- データの多重度:
-
共通設定のeads.replication.factorパラメタの指定値