24.6 KDEA06000〜KDEA07999
KDEA06000〜KDEA07999のメッセージとその対処方法について説明します。
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KDEA06001-E
The specified cache already exists. (cache name = aa....aa)
aa....aa:キャッシュ名
- 説明
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指定されたキャッシュ名はすでに存在します。
- 対処
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すでに存在するキャッシュを削除するか,またはキャッシュ名を変更してください。
対処が必要なければ,このメッセージは無視してください。
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KDEA06002-E
The specified cache was not found. (cache name = aa....aa)
aa....aa:キャッシュ名
- 説明
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指定されたキャッシュが見つかりません。
- 対処
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キャッシュを新規に作成するか,または処理を見直してください。
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KDEA06004-E
An unexpected exception occurred. (detail = aa....aa)
aa....aa:保守情報
- 説明
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予期しない例外が発生しました。
- 対処
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弊社問い合わせ窓口にご連絡ください。
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KDEA07001-E
An attempt to open a file failed. (file name = aa....aa, detail = bb....bb)
aa....aa:オープンしようとしたストアデータファイル名(絶対パス)
bb....bb:詳細情報
- 説明
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ストアデータファイルのオープンに失敗しました。
次の要因が考えられます。
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読み込み対象のストアデータファイルがない。
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ストアデータファイル以外のパスを指定した。
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ストアデータファイルのアクセス権がない。
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- 対処
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詳細情報を参照し,OS環境に問題がないかどうかを確認してください。
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KDEA07002-E
An I/O error occurred. (file name = aa....aa, detail = bb....bb)
aa....aa:ストアデータファイル名(絶対パス)
bb....bb:詳細情報
- 説明
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I/Oエラーが発生しました。
- 対処
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詳細情報を参照し,OS環境に問題がないかどうかを確認してください。
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KDEA07003-E
The data format is invalid. (file name = aa....aa, detail = bb....bb)
aa....aa:ストアデータファイル名(絶対パス)
bb....bb:保守情報
- 説明
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データ形式が不正です。
次の要因が考えられます。
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ストアデータファイルではない。
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ストアデータファイルが破損している。
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- 対処
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正しいストアデータファイルを指定しているかどうかを見直してください。
または,別のストアデータファイルを使用してください。
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KDEA07004-E
A checksum error occurred. (file name = aa....aa)
aa....aa:ストアデータファイル名(絶対パス)
- 説明
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チェックサムエラーです。
ストアデータファイルが破損していると考えられます。
- 対処
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正しいストアデータファイルを指定しているかどうかを見直してください。
または,別のストアデータファイルを使用してください。
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KDEA07005-E
The input data version is too new. (file name = aa....aa, input version = bb....bb)
aa....aa:ストアデータファイル名(絶対パス)
bb....bb:ストアデータファイルのフォーマットバージョン
- 説明
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新しいフォーマットバージョンで取得したストアデータファイルを読み込もうとしています。
- 対処
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正しいストアデータファイルを指定しているかどうかを見直してください。
または,別のストアデータファイルを使用してください。
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KDEA07006-E
An unexpected exception occurred. (details = aa....aa)
aa....aa:保守情報
- 説明
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予期しない例外が発生しました。
- 対処
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弊社問い合わせ窓口にご連絡ください。
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KDEA07101-E
The specified cache type cannot be used. (cache name = aa....aa, cache type = bb....bb)
aa....aa:キャッシュ名
bb....bb:キャッシュタイプ
- 説明
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指定されたキャッシュタイプは使えません。
次の要因が考えられます。
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キャッシュ定義のeads.cache.typeパラメタの指定値が誤っている。
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起動設定のeads.java.external.heapsizeパラメタの指定値が小さい。
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- 対処
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キャッシュ定義のeads.cache.typeパラメタの指定値を見直してください。
キャッシュ定義のeads.cache.typeパラメタの指定値が正しい場合は,起動設定のeads.java.external.heapsizeパラメタの指定値を大きくしてください。
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KDEA07104-E
The specified cache or cache file was not found. (cache name = aa....aa)
aa....aa:キャッシュ名
- 説明
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指定されたキャッシュ,またはキャッシュファイルが見つかりません。
- 対処
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キャッシュを作成してください。
または,正しいキャッシュファイルを指定しているかどうかを見直してください。
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KDEA07106-E
An attempt to open a file failed. (file name = aa....aa, details = bb....bb)
aa....aa:オープンしようとしたキャッシュファイル名(絶対パス)
bb....bb:詳細情報
- 説明
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キャッシュファイルのオープンに失敗しました。
次の要因が考えられます。
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読み込み対象のキャッシュファイルがない。
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キャッシュファイル以外のパスを指定した。
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キャッシュファイルのアクセス権がない。
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- 対処
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詳細情報を参照し,OS環境に問題がないかどうかを確認してください。
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KDEA07107-E
An I/O error occurred. (file name = aa....aa, details = bb....bb)
aa....aa:キャッシュファイル名(絶対パス)(特定できない場合はnull)
bb....bb:詳細情報
- 説明
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I/Oエラーが発生しました。
- 対処
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詳細情報を参照し,OS環境に問題がないかどうかを確認してください。
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KDEA07108-E
The data format is invalid. (file name = aa....aa, details = bb....bb)
aa....aa:キャッシュファイル名(絶対パス)
bb....bb:保守情報
- 説明
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データ形式が不正です。
次の要因が考えられます。
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キャッシュファイルではない。
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キャッシュファイルが破損している。
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- 対処
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正しいキャッシュファイルを指定しているかどうかを見直してください。
または,別のキャッシュファイルを使用してください。
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KDEA07109-E
A checksum error occurred. (file name = aa....aa)
aa....aa:キャッシュファイル名(絶対パス)
- 説明
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チェックサムエラーです。
キャッシュファイルが破損していると考えられます。
- 対処
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正しいキャッシュファイルを指定しているかどうかを見直してください。
または,別のキャッシュファイルを使用してください。
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KDEA07110-E
The input data version is too new. (file name = aa....aa, input version = bb....bb)
aa....aa:キャッシュファイル名(絶対パス)
bb....bb:キャッシュファイルのフォーマットバージョン
- 説明
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新しいフォーマットバージョンで取得したキャッシュファイルを読み込もうとしています。
- 対処
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正しいキャッシュファイルを指定しているかどうかを見直してください。
または,別のキャッシュファイルを使用してください。
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KDEA07111-E
A data discrepancy between the cache property file and the cache file was detected. (cache property file name = aa....aa, parameter = bb....bb, cache property value = cc....cc, cache file value = dd....dd)
aa....aa:キャッシュ定義ファイル名
bb....bb:パラメタ名
cc....cc:キャッシュ定義ファイルの値
dd....dd:キャッシュファイルの値
- 説明
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キャッシュ定義ファイルの値とキャッシュファイルの値に不一致があります。
キャッシュファイルを作成したあとで,次に示すキャッシュ定義のパラメタを変更することはできません。
また,キャッシュファイルを作成したあとで,次に示すキャッシュ定義のパラメタの指定値を小さい値に変更することはできません。
- 対処
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正しいキャッシュファイルを指定しているかどうかを見直してください。
または,別のキャッシュファイルを使用してください。
キャッシュ定義ファイルの値が誤っている場合は,次に示すキャッシュ定義のパラメタの指定値を見直し,正しい値に変更したあと,EADsサーバを再起動してください。
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KDEA07112-E
A data discrepancy between the cluster property file and the cache file was detected. (cache name = aa....aa, type = bb....bb, cluster property value = cc....cc, cache file value = dd....dd)
aa....aa:キャッシュ名
bb....bb:種別
cc....cc:クラスタ定義ファイルの値(パラメタが設定されていない場合はnull)
dd....dd:キャッシュファイルの値
- 説明
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クラスタ定義ファイルの値とキャッシュファイルの値に不一致があります。
キャッシュファイルを作成したあとで,クラスタ定義のパラメタを変更することはできません。
種別ごとの要因を次の表に示します
種別
要因
server number
EADsサーバの数が不一致です。
no server ID
指定したIDのEADsサーバがありません。
position
EADsサーバの位置が不一致です。
- 対処
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正しいキャッシュファイルを指定しているかどうかを見直してください。
または,別のキャッシュファイルを使用してください。
クラスタ定義ファイルの値が誤っている場合は,次に示すクラスタ定義のパラメタを見直し,正しい指定に変更したあと,EADsサーバを再起動してください。
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KDEA07113-E
A data discrepancy between the cache and the cache file was detected. (cache name = aa....aa, error details = bb....bb)
aa....aa:キャッシュ名
bb....bb:エラー詳細情報
- 説明
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キャッシュとキャッシュファイルの値に不一致があるため,EADsサーバを復旧できませんでした。
- 対処
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正しいキャッシュファイルを指定しているかどうかを見直してください。
または,別のキャッシュファイルを使用してください。
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KDEA07115-E
A cache file cannot be written to. (cache name = aa....aa, details = bb....bb)
aa....aa:キャッシュ名
bb....bb:詳細情報
- 説明
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キャッシュファイルの書き込み中に問題が発生したため,キャッシュファイルの書き込みに失敗しました。
- 対処
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詳細情報および直前に出力されたメッセージから要因を特定し,問題を取り除いてください。
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KDEA07116-E
A cache file cannot be read. (cache name = aa....aa, details = bb....bb)
aa....aa:キャッシュ名
bb....bb:詳細情報
- 説明
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キャッシュファイルの読み込みに失敗しました。
次の要因が考えられます。
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キャッシュ定義ファイルの読み込み中に問題が発生した。
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キャッシュファイルの読み込み中に問題が発生した。
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キャッシュファイルに過不足があります。
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- 対処
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詳細情報および直前に出力されたメッセージから要因を特定し,問題を取り除いてください。
なお,ezstart -rコマンド,またはezserver -rコマンド実行時にキャッシュファイルの過不足が発生した場合,deleteecf -lコマンドの実行後に,ezstart -rコマンド,またはezserver -rコマンドを再実行すると,復旧できることがあります。
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KDEA07117-E
A data discrepancy between the cluster property file and the cache file was detected. (cache name = aa....aa, parameter = bb....bb, cluster property value = cc....cc, cache file value = dd....dd)
aa....aa:キャッシュ名
bb....bb:パラメタ名
cc....cc:クラスタ定義ファイルの値
dd....dd:キャッシュファイルの値
- 説明
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クラスタ定義ファイルの値とキャッシュファイルの値に不一致があります。
キャッシュファイルを作成したあとで,次に示すクラスタ定義のパラメタを変更することはできません。
- 対処
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正しいキャッシュファイルを指定しているかどうかを見直してください。
または,別のキャッシュファイルを使用してください。
クラスタ定義ファイルの値が誤っている場合は,次に示すクラスタ定義のパラメタの指定値を見直し,正しい値に変更したあと,EADsサーバを再起動してください。
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KDEA07120-E
An I/O error occurred. (directory = aa....aa, details = bb....bb)
aa....aa:ディレクトリ名(絶対パス)
bb....bb:詳細情報
- 説明
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I/Oエラーが発生しました。
- 対処
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詳細情報を参照し,OS環境に問題がないかどうかを確認してください。
特に,次に示す問題がないかどうかを確認してください。
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必要なディレクトリが作成されていない
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ディレクトリを作成できない
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KDEA07121-E
A data discrepancy between the cache property file and the cache was detected. (cache property file name = aa....aa, parameter = bb....bb, cache property value = cc....cc, cache value = dd....dd)
aa....aa:キャッシュ定義ファイル名
bb....bb:パラメタ名
cc....cc:キャッシュ定義ファイルの値
dd....dd:キャッシュの値
- 説明
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キャッシュ定義ファイルの指定値とキャッシュの値に不一致があります。
キャッシュを作成したあとで,次に示すキャッシュ定義のパラメタを変更することはできません。
- 対処
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次に示すキャッシュ定義のパラメタの指定値を見直し,正しい値に変更したあと,EADsサーバを再起動してください。
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KDEA07122-E
The area for writing the cache data files is insufficient. (cache name = aa....aa)
aa....aa:キャッシュ名
- 説明
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キャッシュデータファイルの書き込み領域が不足しました。
- 対処
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キャッシュ定義のeads.cache.disk.filenumパラメタの指定値を大きくしたあと,EADsサーバを再起動してください。
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KDEA07123-E
An I/O error occurred. (cache name = aa....aa, details = bb....bb)
aa....aa:キャッシュ名
bb....bb:詳細情報
- 説明
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I/Oエラーが発生しました。
- 対処
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例外ログから要因を特定し,問題を取り除いてください。
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KDEA07124-E
An unexpected exception occurred. (cache name = aa....aa, details = bb....bb)
aa....aa:キャッシュ名
bb....bb:保守情報
- 説明
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予期しない例外が発生しました。
- 対処
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弊社問い合わせ窓口にご連絡ください。
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KDEA07125-I
A parameter different from the cache file value will be used. (cache property file name = aa....aa, parameter = bb....bb, cache property value = cc....cc, cache file value = dd....dd)
aa....aa:キャッシュ定義ファイル名
bb....bb:パラメタ名
cc....cc:キャッシュ定義ファイルの値
dd....dd:キャッシュファイルの値
- 説明
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キャッシュファイルの値とは異なるパラメタが使用されました。
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KDEA07126-W
The loading of the cache property file failed. (cache property file name = aa....aa)
aa....aa:キャッシュ定義ファイル名
- 説明
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キャッシュ定義ファイルの読み込み中に問題が発生したため,キャッシュ定義ファイルの読み込みに失敗しました。
- 対処
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直前に出力されたメッセージを確認してください。
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KDEA07127-E
The loading of the cache property file failed. (cache property file name = aa....aa)
aa....aa:キャッシュ定義ファイル名
- 説明
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キャッシュ定義ファイルの読み込み中に問題が発生したため,キャッシュ定義ファイルの読み込みに失敗しました。
- 対処
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直前に出力されたメッセージを確認してください。
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KDEA07128-E
The compaction of cache data files failed. (cache name = aa....aa, range ID = bb....bb, error details = cc....cc)
aa....aa:キャッシュ名
bb....bb:レンジID
cc....cc:エラー詳細情報
- 説明
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キャッシュデータファイルのコンパクションに失敗しました。
- 対処
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キャッシュファイルが破損していると考えられます。
eztool deleteecfコマンドでキャッシュファイルを削除したあと,次のどちらかのコマンドを実行して,再度EADsサーバを復旧してください。
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ezstart -rコマンド
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ezserver -rコマンド
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