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インメモリデータグリッド uCosminexus Elastic Application Data store ユーザーズガイド


14.3.23 deleteecf(キャッシュファイルの削除)

この項の内容は,ディスクキャッシュ,および2Wayキャッシュを使用する場合にお読みください。

〈この項の構成〉

(1) 機能

指定したキャッシュ名のキャッシュファイルを削除します。

このサブコマンドを実行すると,各EADsサーバにあるキャッシュ定義ファイルに指定したパラメタに従って,次のキャッシュファイルが削除されます。

キャッシュファイルの削除後,次のディレクトリ内が空になっていれば,ディレクトリも削除します。

(2) 規則

(3) 形式

eztool deleteecf <キャッシュ名> [-l]

(4) オプションおよび引数

(a) <キャッシュ名>

削除したいキャッシュファイルのキャッシュ名を指定します。

キャッシュ名には,半角32文字までの半角英数字(0〜9,A〜Z,およびa〜z)が指定できます。

(b) -lまたは--local

コマンドを実行するEADsサーバのキャッシュファイルだけを削除したい場合に指定します。

例えば,データの更新頻度や削除頻度が高いシステムで縮退状態が発生した場合,復旧に不要なキャッシュファイルをあらかじめ削除して,データの読み込み時間を削減したいときに指定します。

このオプションを指定した場合,処理対象のEADsサーバを停止するときに,キャッシュファイルが削除されます。処理対象のEADsサーバが起動中のときは削除されません。

(5) リターンコード

0:成功

101:失敗

(6) 注意事項