Hitachi

インメモリデータグリッド uCosminexus Elastic Application Data store ユーザーズガイド


24.1 メッセージの記述形式

「可変値に関する説明」および「対処」は,メッセージによって記述しないものもあります。各項目について,次の表に示します。

項目

説明

XXXXnnnnn

メッセージIDを表します。次の要素で構成されます。

XXXX

EADsのメッセージのプレフィックスである,KDEAが出力されます。

nnnnn

EADsで管理しているメッセージ番号を表します。

それぞれのメッセージには,5桁の固有の番号が付いています。

Y

メッセージのレベルを表します。

メッセージのレベルは英字1文字で示します。

メッセージのレベルを示す文字とその意味を次に示します。

E(Error)

エラーレベルのトラブルが発生したことを通知するメッセージです。

このメッセージが出力されたときは,処理を中断します。

W(Warning)

警告レベルのトラブルが発生したことを通知するメッセージです。

このメッセージが出力されたあとも処理を続行します。

I(Information)

システムの動作を通知するメッセージです。

このメッセージが出力されたあとも処理を続行します。

メッセージテキスト

EADsが出力するメッセージテキストを表します。

可変値に関する説明

メッセージテキスト中の可変値に表示される情報を「xx....xx:表示される情報」(xxは英小文字)の形式で示します。

可変値に関する説明の記述例を次に示します。

(例)

aa....aa:IPアドレス

bb....bb:ポート番号

説明

メッセージが通知された要因やメッセージを出力したEADsの動作など,メッセージに対する補足説明を示します。

対処

ユーザが実施する対処を表します。