ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework システム構築・運用ガイド

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sdptplputタプルの再投入

形式

sdptplput {-file <タプルログファイル>[ <タプルログファイル>...]
           [-time [<開始時刻>][,<終了時刻>]] [-interval <投入間隔>]
           [-count <投入個数>]|-help}

機能

タプルログファイルに取得したタプルを入力ストリームキューに再投入します。

実行権限

運用ユーザー

コマンド実行の前提条件

このコマンドの実行には,次のファイルが必要です。

格納先ディレクトリ

<運用ディレクトリ>\bin\

引数

-file <タプルログファイル>[ <タプルログファイル>...]

再投入するタプルログファイルのパスを指定します。

複数のタプルログファイルを指定する場合は,半角スペースで区切って指定します。

ファイルを複数指定する場合は,次のことに注意してください。

-time [<開始時刻>][,<終了時刻>]

再投入するタプルの開始時刻と終了時刻を,次の形式で指定します。

hhmmsslll[MMDD[YYYY]]
hh:時(00≦hh≦23)
mm:分(00≦mm≦59)
ss:秒(00≦ss≦59)
lll:ミリ秒(000≦lll≦999)
MM:月(01≦MM≦12)
DD:日(01≦DD≦31)
YYYY:年(4けたの西暦)
  • 半角数字で指定してください。
  • 開始,または終了の「年」の指定を省略した場合は,当年の指定月日時刻と見なされます。
  • 「年,月,日」の指定を省略した場合,当年当月当日の指定時刻と見なされます。
  • 「月,日」,「月」,または「日」だけを省略できません。省略した場合はオプションエラーになります。
  • 「月」または「日」を省略したい場合は,「年」,「月」,「日」のすべてを省略してください。

開始時刻,終了時刻はタプルの取得時刻で指定します。タプルの取得時刻は,sdptpllsコマンドで確認できます。

開始時刻と終了時刻は,スペースを挿入しないでコンマで区切って指定します。

時刻の指定方法によって,それぞれ次のように再投入されます。

-interval <投入間隔>(1〜600000)

タプルを再投入する間隔をミリ秒単位で指定します。指定を省略した場合,100ミリ秒が設定されます。

-countオプションで指定した個数のタプルを再投入後,指定した間隔を空けて再投入を開始します。また,入力ストリームキューのキューあふれが発生した場合,再投入に失敗したタプルを指定した間隔を空けて,再度投入します。

-countオプションを指定していない場合,-intervalオプションによる投入間隔は,入力ストリームキューのキューあふれが発生したときだけ有効になります。

-count <投入個数>(1〜1048576)

一度に再投入するタプルの個数を指定します。

指定した個数のタプルを再投入したあと,-intervalオプションで指定した間隔を空けて再投入を開始します。

指定を省略した場合,間隔を空けないですべてのタプルを再投入します。

-help

コマンドの使用方法を表示します。

このオプションを指定した場合,タプルの再投入,およびオプションの不正チェックはされないでコマンドを終了します。

注意事項

戻り値

意味
0 コマンドが正常に終了しました。
1 コマンドでエラーが発生しました。