ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework システム構築・運用ガイド

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2.5.1 データの入力方法の検討

標準提供アダプターが提供するデータの入力方法の中から,どの方法でデータを入力するかを検討します。

データの入力は,入力アダプターで実行する処理です。標準提供アダプターでは,データ入力用のコネクター(入力コネクター)を使用して,ファイルやHTTPパケットのデータを入力できます。データの入力方法を次の表に示します。

表2-3 データの入力方法

項番 データの入力方法 説明
1 ファイルの入力 ファイル入力コネクターを使用して,ストリームデータの集計・分析用のデータとして,エラーログやアクセスログなどのファイルを入力できます。
ファイルの入力については,「11.2 ファイルの入力」を参照してください。
2 HTTPパケットの入力 HTTPパケット入力コネクターを使用して,ストリームデータの集計・分析用のデータとして,HTTPパケットを入力できます。
HTTPパケットの入力では,HTTPパケット入力コネクターを使用して,パケットアナライザーから出力されたHTTPパケットを入力します。
HTTPパケットの入力については,「11.3 HTTPパケットの入力」を参照してください。

なお,データの入力については,アダプター構成定義ファイルの入力用CB定義で設定します。アダプター構成定義ファイルのCB定義については,「9. アダプター用定義ファイル」を参照してください。