JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド
N+MコールドスタンバイのI/O継承方式では,ハードウェアのSVPと連携してサーバモジュールを切り替えます。この方式では,LU(論理ユニット)に接続しているIOアダプタの接続先を現用系サーバモジュールから予備系サーバモジュールへ変更する(付け替える)ことで,N+Mコールドスタンバイを実現します。これによって,サーバモジュールの切り替え前と切り替え後で,同じPCIカードを使用するため,ネットワーク構成が変わりません。そのため,ネットワークスイッチ連携機能を使用しないN+Mコールドスタンバイを実現できます。
また,Pre-configureに対応していないHBAを使用した構成のN+Mコールドスタンバイを実現できます。
N+Mコールドスタンバイ(I/O継承方式)の切り替え時の動作を次の図に示します。
図9-5 N+Mコールドスタンバイ(I/O継承方式)の切り替え時の動作
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