JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド
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(1) 管理対象サーバでの設定
管理対象サーバでの設定手順を次に示します。なお,smhaaeditコマンドの書式および各環境設定メニューの詳細については,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 リファレンス」に記載されているsmhaaeditコマンド(Linuxサーバ)を参照してください。
- 注意
- SNMPトランスレータを使用する場合,net-snmpをインストールしておく必要があります。net-snmpはLinuxのインストール媒体に格納されています。
- Advanced Agent(Linux)をインストールする
- smhaaeditコマンドをオプションなしで実行する
次のようにコマンドを指定して実行します。
/usr/sbin/smhaaedit
Advanced Agent環境設定のメインメニューが表示されます。
#### JP1/ServerConductor/Advanced Agent ####
#### Configuration Main Menu ####
1. Advanced Agent Configuration File
2. BMC Configuration File
3. SNMP Configuration File
Command (1-3/Quit)>
|
- 「1. Advanced Agent Configuration File」を選択する
Advanced Agent設定メニューが表示されます。
#### JP1/ServerConductor/Advanced Agent ####
#### Advanced Agent Configuration File ####
1. SVPAgentService [Disabled]
2. SNMPTranslatorAgentService [Disabled]
Command (1-2/Menu/Quit)>
|
- 「2. SNMPTranslatorAgentService」を選択し,「Enabled」に設定する
Advanced Agent設定メニューの「2. SNMPTranslatorAgentService」が「Enabled」になります。
#### JP1/ServerConductor/Advanced Agent ####
#### Advanced Agent Configuration File ####
1. SVPAgentService [Disabled]
2. SNMPTranslatorAgentService [Enabled]
Command (1-2/Menu/Quit)>
|
- 「Quit」を選択する
確認メッセージが表示されたら,「Yes」を選択します。
Advanced Agent環境設定のメインメニューに戻ります。
- 「3. SNMP Configuration File」を選択する
SNMP設定メニューが表示されます。
#### JP1/ServerConductor/Advanced Agent ####
#### SNMP Configuration File ####
1.Community1 [public]
2.SNMPManagerAddress1 ->
.............以下省略.............
Command(1-8/Menu/Quit)>
|
- SNMP設定メニューで必要な項目を設定する
SNMP設定メニューでは,トラップ通知に使用するコミュニティ名と,トラップ通知先のSNMPマネージャのIPアドレスを設定します。SNMP設定メニューでの設定項目を次に示します。
| 設定項目 |
デフォルト |
設定内容 |
CommunityX※
(X:1〜4) |
Community1の場合は,public
そのほかの場合は,"" |
トラップ通知に使用するコミュニティ名を半角の英数字で1〜127文字以内で設定します。
ただし,次の文字は使用しないでください。
" # & ' ( ) \ | ; * < > ` |
SNMPManagerAddressX
(X:1〜4) |
なし |
トラップ通知先のSNMPマネージャのIPアドレスを設定します。各コミュニティに対して設定します。 |
- 注※
- Community1のコミュニティ名は,デフォルト値としてpublicが設定されていますが,セキュリティ上の観点からデフォルト値を変更して使用することを推奨します。
- 「Quit」を選択する
確認メッセージが表示されたら,「Yes」を選択します。
Advanced Agent環境設定のメインメニューに戻ります。
- 「Quit」を選択する
smhaaeditコマンドを終了します。
net-snmpがインストールされていない状態で,smhaaeditコマンドによるSNMPの設定を実施した場合は,次の操作をしてください。次の操作をしない場合,エージェント側でMIB情報などの設定が反映されないため,正常に動作しません。
- net-snmpをインストールする
- smhaaeditコマンドをオプションなしで実行する
次のようにコマンドを指定して実行します。
/usr/sbin/smhaaedit
Advanced Agent環境設定のメインメニューが表示されます。
- 「1. Advanced Agent Configuration File」を選択する
Advanced Agent設定メニューが表示されます。
- 「2. SNMPTranslatorAgentService」を選択し,「Disabled」に設定する
- 「Quit」を選択する
確認メッセージが表示されたら,「Yes」を選択します。
Advanced Agent環境設定のメインメニューに戻ります。
- 「Quit」を選択する
smhaaeditコマンドを終了します。
- 再度smhaaeditコマンドをオプションなしで実行する
次のようにコマンドを指定して実行します。
/usr/sbin/smhaaedit
Advanced Agent環境設定のメインメニューが表示されます。
- 「1. Advanced Agent Configuration File」を選択する
Advanced Agent設定メニューが表示されます。
- 「2. SNMPTranslatorAgentService」を選択し,「Enabled」に設定する
- 「Quit」を選択する
確認メッセージが表示されたら,「Yes」を選択します。
Advanced Agent環境設定のメインメニューに戻ります。
- 「Quit」を選択する
smhaaeditコマンドを終了します。
(2) SNMPマネージャでの設定
SNMPマネージャでの設定手順を次に示します。
- 情報を参照するマシンにJP1/Cm2/NNMをインストールする
- JP1/Cm2/NNMの環境を設定する
JP1/Cm2/NNMのインストールおよび環境設定については,マニュアル「JP1 Version 8 JP1/Cm2/Network Node Manager ネットワーク管理ガイド」またはマニュアル「JP1 Version 9 JP1/Cm2/Network Node Manager i セットアップガイド」を参照してください。
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