JP1 Version 9 JP1/Cm2/Internet Gateway Server
JP1/Cm2/IGS 07-50以前で使用していた設定ファイルを,JP1/Cm2/IGS 09-00に移行する手順を次に示します。
- JP1/Cm2/IGS 07-50以前で[IGS環境設定]画面の[内容表示]ボタンをクリックする。
[IGS設定内容表示]画面が表示されます。
- [IGS設定内容表示]画面の内容を確認し,次の設定内容を削除または変更する。
- 「IGSコネクション」の表示行に「HTTP」が表示されている場合,該当するIGSコネクションを削除,またはHTTP接続しないように設定を変更してください。
- 「NAT=」の表示行に「pool」が表示されている場合,プールNAT情報を削除してください。
- 「NAT=」の表示行に「protocol」が表示されている場合,[プロトコルデータ部NAT変換適用情報一覧表示]画面で,「プロトコル」の表示列に「FTP」が表示されている定義行を削除してください。
- JP1/Cm2/IGS 07-50以前でigsbkupコマンドを実行して,任意のフォルダに設定ファイルを退避する。
igsbkupコマンドの詳細については,「6 コマンド」の「igsbkup(環境情報ファイルのバックアップ)」を参照してください。
- 手順3で生成したフォルダを,移行先マシンの任意の場所にフォルダごとコピーする。
- JP1/Cm2/IGS 09-00でigsrstrコマンドを実行して,手順3のフォルダの内容を復元する。
igsrstrコマンドの詳細については,「6 コマンド」の「igsrstr(環境情報ファイルのリストア)」を参照してください。
- JP1/Cm2/IGS 09-00で[IGS環境設定]画面を起動し,設定内容を確認し,必要に応じて設定を変更する。
- JP1/Cm2/IGS 09-00でProxy Optionと連携しない場合は,igsopt.confの「igsproxyoption」を「off」に設定してください。
igsopt.confの詳細については,「7.2 オプション定義ファイル(igsopt.conf)」を参照してください。
- JP1/Cm2/IGS 09-00のサービスを再起動する。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2009, Hitachi, Ltd.