JP1 Version 9 JP1/Cm2/Internet Gateway Server
コネクション接続状況は,[IGSコネクション状況]画面で参照できます。参照方法を示します。
- [スタート]メニューから[プログラム]−[Internet Gateway Server]−[接続状況]を選択する。
[IGSコネクション状況]画面が表示されます。
図5-1 [IGSコネクション状況]画面(ポート統合モード)
次に[IGSコネクション状況]画面の表示内容について説明します。
- 接続
IGSコネクションの接続方向が表示されます。接続方向には発呼と着呼があります。
- 登録コネクション
連携するJP1/Cm2/IGSサーバのIPアドレスと,ポート番号が表示されます。通信情報の設定で,接続先JP1/Cm2/IGSサーバにホスト名を指定した場合も,IPアドレスで表示されます。接続が発呼の場合は接続先のJP1/Cm2/IGSサーバのIPアドレスとポート番号,接続が着呼の場合は接続元のJP1/Cm2/IGSサーバのIPアドレスとポート番号が表示されます。
- プロトコル
IGSコネクションのプロトコルが表示されます。
- 状況
IGSコネクションの接続状況が表示されます。接続状況には,接続,障害,および未接続があります。詳細については,表5-1を参照してください。
- 処理時刻
IGSコネクションの処理時刻は,「状況」によって表示内容が異なります。詳細については,次の表を参照してください。
表5-1 状況ごとのコネクション状態と処理時刻の意味
状況 処理時刻 表示 コネクション状態 接続 連携するJP1/Cm2/IGSサーバとのIGSコネクションは,接続中です。 IGSコネクションの確立時刻 障害 連携するJP1/Cm2/IGSサーバとのIGSコネクションは,障害発生によって切断されています。次のIGSコネクションに対する要求が発生した時点で,再接続を試みます。 IGSコネクションの切断時刻 未接続 連携するJP1/Cm2/IGSサーバとのIGSコネクションは,JP1/Cm2/IGSを起動してから一度も利用されていないか,または環境設定の接続方式で「利用時接続」が選択され,無通信状態のために接続が切断されています。 IGSコネクションの切断時刻(処理時間が空白の場合は,一度もコネクションが確立されていない)
- 接続状況を読み込み直して再表示するには
- [最新情報]ボタンをクリックします。接続状況が変化している場合は,最新情報が表示されます。
- IGSコネクションの利用履歴を表示するには
- 特定のIGSコネクションを選択して[履歴]ボタンをクリックします。コネクション利用履歴の詳細については,「5.1.2 利用履歴の表示」を参照してください。
- コネクション状況表示をソートするには
- [IGSコネクション状況表示]画面で[接続],[登録コネクション],[プロトコル],[状況]および[処理時刻]の部分をクリックするとその項目をキーとして表示内容がソートされます。クリックした項目には昇順のときには「▲」マーク,降順のときには「▼」マークが表示されます。昇順と降順の表示はクリックするごとに切り替わります。
- [最新情報]ボタンをクリックして最新情報を取得した場合,選択されているソート順は解除され,デフォルトのソート順で表示されます。
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