JP1 Version 9 JP1/Cm2/Internet Gateway Server

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はじめに

このマニュアルは,JP1/Cm2/Internet Gateway Server(以降JP1/Cm2/IGSと略します)について,機能および操作方法を説明したものです。

対象読者

JP1製品を使って管理業務をし,JP1/Cm2/IGSを使用してJP1製品のポート統合や,JP1製品をインターネット/イントラネット環境へ導入する方を対象としています。また,ファイアウォールやネットワークに関する知識を持っていることを前提としています。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章から構成されています。

第1章 JP1/Cm2/IGSの概要
JP1/Cm2/IGSの機能概要と特長について説明しています。

第2章 JP1/Cm2/IGSの機能
JP1/Cm2/IGSの各機能について説明しています。

第3章 インストールとセットアップ
お使いになる前に必要なインストールとセットアップについて説明しています。

第4章 JP1/Cm2/IGSのシステム構築
各機能を使用するために必要な環境設定や,その他必要な設定について説明しています。

第5章 通信履歴の表示
コネクションの接続状況およびコネクションの利用履歴を参照する方法と,表示内容について説明しています。

第6章 コマンド
JP1/Cm2/IGSが提供するコマンドについて説明しています。

第7章 定義ファイル
JP1/Cm2/IGSの定義ファイルについて,定義内容を説明しています。

第8章 他のJP1製品との連携
JP1/Cm2/IGSと他のJP1製品を連携させて使用する場合に必要な設定と,操作方法を説明しています。

第9章 メッセージ
JP1/Cm2/IGSで出力されるメッセージについて説明しています。

第10章 トラブルシューティング
JP1/Cm2/IGSでトラブルが発生したときの対処方法について説明しています。

関連マニュアル

このマニュアルの関連マニュアルを次に示します。必要に応じてお読みください。

このマニュアルでの表記

このマニュアルでは製品名を次のように表記しています。

このマニュアルでの表記 正式名称
AIX AIX 5L V5.1
AIX 5L V5.2
AIX 5L V5.3
APM JP1/Cm2/SNMP System Observer - Agent for Process
ESA JP1/Cm2/Extensible SNMP Agent
Hierarchical Viewer JP1/Cm2/Hierarchical Viewer
HP-UX (IPF) HP-UX 11i V2(IPF)
JP1/Cm2/IGS Internet Gateway Server JP1/Cm2/Internet Gateway Server
Proxy Option JP1/Cm2/Internet Gateway Server - Proxy Option
JP1/IM JP1/IM - Manager JP1/Integrated Management - Manager
JP1/IM - View JP1/Integrated Management - View
Linux Linux AS 3 Red Hat Enterprise Linux AS 3(Intel EM64T)
Red Hat Enterprise Linux AS 3(x86)
Linux ES 3 Red Hat Enterprise Linux ES 3(x86)
MSCS Microsoft Cluster Service
NNM HP NNM HP Network Node Manager Software バージョン6以前
HP Network Node Manager Starter Edition Software バージョン7.5以前
JP1/Cm2/NNM JP1/Cm2/Network Node Manager バージョン7以前
JP1/Cm2/Network Node Manager Starter Edition 250 バージョン8以前
JP1/Cm2/Network Node Manager Starter Edition Enterprise バージョン8以前
NNMi HP NNMi HP Network Node Manager i Software v8.10
JP1/Cm2/NNMi JP1/Cm2/Network Node Manager i 09-00以降
SSO JP1/Cm2/SNMP System Observer
Windows Windows 2000 Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server Operating System
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Datacenter Server Operating System
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional Operating System
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server Operating System
Windows Server 2003 Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition
Windows Server 2003 (IPF) Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems
Windows Server 2003 (x64) Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition
Windows Server 2003 R2 Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition
Windows Server 2003 R2 (x64) Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition
Windows XP Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Operating System
階層エージェント Hierarchical Agent JP1/Cm2/Hierarchical Agent
SubManager JP1/Cm2/SubManager

注※ 特に製品の書き分けが必要な場合だけ,この表記を使用しています。


このマニュアルで使用する英略語

このマニュアルで使用する英略語を,次の表に示します。

英略語 正式名称
AP Application
FTP File Transfer Protocol
HTTP Hypertext Transfer Protocol
ICMP Internet Control Message Protocol
LAN Local Area Network
MIB Management Information Base
NAT Network Address Translation
NIC Network Interface Card
RFC Request for Comments
SNMP Simple Network Management Protocol
SSL Secure Sockets Layer
TCP/IP Transmission Control Protocol/Internet Protocol
UDP User Datagram Protocol

旧製品からの製品体系変更について

JP1/Cm2/IGSは,次の二製品の機能が統合された製品です。

Version 6での製品名 機能
JP1/Extensible Port Management System ポート統合
IPヘッダ部のNAT変換
環境設定GUI
JP1/Cm2/Internet SNMP Gateway SNMPプロトコルのNAT変換

このマニュアルで使用する記号

このマニュアルで使用する記号を,次のように定義します。

記号 説明
[ ] メニュー項目,ボタン,またはキーボードのキーを示します。
[ ]-[ ] メニュー項目を連続して選択することを示します。
(( )) 指定できる値の範囲を示します。
《 》 省略値を示します。
〈 〉 値の構文要素を示します。
斜体 可変値を示します。

コマンドおよび定義ファイルの文法で使用する記号

コマンドおよび定義ファイルの文法で使用する記号を,次のように定義します。

記号 意味
(( )) 指定できる値の範囲を示します。
《 》 省略値を示します。
〈 〉 値の構文要素を示します。
複数の項目に対して項目間の区切りを示し,「または」の意味を示します。
(例)A|B|C
A,B,またはCを指定することを示します。
{ } この記号で囲まれている複数の項目の中から,一組の項目を必ず選択します。項目と項目の区切りは「|」で示します。
(例){A|B|C}
A,B,またはCのどれかを必ず指定することを示します。
[ ] この記号で囲まれている項目は,任意に指定できます(省略できます)。
(例)[A]
「何も指定しない」か,「Aと指定する」ことを示します。
この記号の直前に示された項目を,繰り返し複数個指定できます。
(例)A,B,B…
AとBの後ろにBを繰り返し複数個指定することを示します。

図中で使用する記号

このマニュアルの図中で使用する記号を,次のように定義します。

[図データ]

常用漢字以外の漢字の使用について

このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次に示す用語については,常用漢字以外の漢字を使用しています。

宛先(あてさき) 個所(かしょ) 梱包(こんぽう) 汎用(はんよう) 閉塞(へいそく) 漏洩(ろうえい)

KB(キロバイト)などの単位表記について

1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)はそれぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。

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