JP1/Cm2/Network Element Configuration 機能・構築ガイド
JP1/Cm2/NCをクラスタシステムで運用する場合の注意事項を説明します。
- クラスタシステムでのJP1/Cm2/NCの運用は,アクティブ・スタンバイ構成での運用に限ります。アクティブ・アクティブ構成では運用できません。なお,JP1/Cm2/NC - Viewについては,各サーバでの運用に限ります。JP1/Cm2/NC - Viewはクラスタシステムで使用する場合でも,クラスタソフトと連携してフェールオーバー対応するのではなく,各サーバで実行するJP1製品です。
- 系切り替えが発生したときにネットワーク構成情報の設定・取得処理中であった場合,設定中または取得中の情報は破棄されます。
- JP1/Cm2/NC - Managerが動作するホストの系切り替え時,JP1/Cm2/NC - Managerと接続中のJP1/Cm2/NC - View,JP1/Cm2/NC - Adaptorとのコネクションは切断されます。
- JP1/Cm2/NC - Adaptorが動作するホストの系切り替え時,JP1/Cm2/NC - Adaptorと接続中のJP1/Cm2/NC - Managerとのコネクションは切断されます。
- 実行系でVLAN定義情報を追加または変更後,JP1/Cm2/NC - Managerが動作するホストの系切り替えを行ったときに,待機系でも同様にVLAN定義情報を追加または変更してください。
- 実行系でスイッチに対するネットワーク構成情報の設定後,JP1/Cm2/NC - Managerが動作するホストの系切り替えを行ったときに,待機系で該当するスイッチに対して構成情報の同期をとってください。
- JP1/Cm2/NC - ManagerとJP1/Cm2/NC - Adaptorがクラスタ環境で動作する場合で,かつ同じグループに登録して運用する場合は,クラスタの設定でJP1/Cm2/NC - Adaptorがオンラインとなる前に,JP1/Cm2/NC - Managerがオンラインとなるように設定してください。
- JP1/IM連携オプションを使用する場合で,かつJP1/Cm2/NC - Managerがクラスタ環境で動作する場合は,クラスタソフトへの登録時にJP1/Baseと同じグループに登録してください。また,クラスタの設定でJP1/Cm2/NC - Managerがオンラインとなる前に,JP1/Baseがオンラインとなるように設定してください。
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