JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド

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16.3 データベースをリストアする

データベースマネージャを使用して、データベースをリストアする手順について説明します。

参考
データベースをリストアするためには、管理用サーバを停止する必要があります。このため、管理用サーバを使用しない曜日、時間などを考慮して実施してください。
参考
データベースのリストアに掛かる時間は、ディスク性能に依存します。また、セットアップ時に操作ログを自動的に保管するように設定した場合は、操作ログの容量によってリストア時間が変わります。サーバの内蔵ディスクを使用し、操作ログを自動的に保管しない設定の場合は、30分程度掛かります。進捗状況は、処理中を示すダイアログに経過時間が表示されるので、この時間を目安にしてください。

  1. データベースマネージャの[メンテナンス]にある[リストア]ボタンをクリックします。
    [データベースのリストア]画面が表示されます。
    [図]
  2. バックアップファイルが格納されているフォルダを指定します。
    [データ格納フォルダ]にバックアップファイルの格納先を指定します。
    注意
    [データ格納フォルダ]にネットワークドライブ上のフォルダを指定すると、リストアに失敗します。
    以前にデータベースをバックアップした場合、前回指定したバックアップファイルの格納先が表示されます。
    データ格納フォルダを直接指定するときは、150文字以内で半角英数字、半角スペース、および次に示す半角記号を使用してください。
    「#」、「(」、「)」、「.」(ピリオド)、「@」、「¥」
  3. 作業用フォルダを指定します。
    [作業用フォルダ]にデータベースのリストアで使用する作業用フォルダを指定します。
    注意
    [作業用フォルダ]には、10ギガバイト以上の空き容量があるローカルドライブ上のフォルダを指定してください。また、ネットワークドライブ上のフォルダを指定すると、リストアに失敗します。
    以前にデータベースをリストアした場合、前回指定した作業用フォルダが表示されます。
    作業用フォルダを直接指定するときは、150文字以内で半角英数字、半角スペース、および次に示す半角記号を使用してください。
    「#」、「(」、「)」、「.」(ピリオド)、「@」、「¥」
    デフォルトは、次に示すフォルダが設定されています。
    All User プロファイルのアプリケーションデータフォルダ\Hitachi\jp1itdmm
  4. [実行]ボタンをクリックします。
    リストアが完了するまで、進捗状況を示すダイアログが表示されます。

リストアが完了します。

参考
データベースのリストアは、importdbコマンドでも実行できます。この場合、バックアップファイルには、バックアップ形式を指定する必要があります。importdbコマンドについては、「17.22 importdb(バックアップデータのリストア)」を参照してください。

関連リンク

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