JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド

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16.2 データベースをバックアップする

データベースマネージャを使用して、データベースをバックアップする手順について説明します。

参考
データベースをバックアップするためには、管理用サーバを停止する必要があります。このため、管理用サーバを使用しない曜日、時間などを考慮して実施してください。
参考
データベースのバックアップに掛かる時間は、ディスク性能に依存します。また、セットアップ時に操作ログを自動的に保管するように設定した場合は、操作ログの容量によってバックアップ時間が変わります。管理用サーバの内蔵ディスクを使用し、操作ログを自動的に保管しない設定の場合は、30分程度掛かります。進捗状況は、処理中を示すダイアログに経過時間が表示されるので、この時間を目安にしてください。

  1. データベースマネージャの[メンテナンス]にある[バックアップ]ボタンをクリックします。
    [データベースのバックアップ]画面が表示されます。
    [図]
  2. バックアップファイルを格納するフォルダを指定します。
    [バックアップ先フォルダ]にバックアップファイルの格納先を指定します。ローカルドライブ上のフォルダを指定してください。バックアップファイルの容量は運用内容やJP1/IT Desktop Managementの利用期間によって異なります。バックアップ先フォルダのドライブは、目安として20ギガバイト以上の空き容量を確保してください。
    注意
    [バックアップ先フォルダ]にネットワークドライブ上のフォルダを指定すると、バックアップに失敗します。
    以前にデータベースをバックアップした場合、前回指定したバックアップファイルの格納先が表示されます。なお、格納先に同名のバックアップファイルが存在する場合は、上書きされます。上書きに失敗しても、前回取得したバックアップファイルはそのまま残ります。
    バックアップ先フォルダを直接指定するときは、150文字以内で半角英数字、半角スペース、および次に示す半角記号を使用してください。
    「#」、「(」、「)」、「.」(ピリオド)、「@」、「¥」
  3. [実行]ボタンをクリックします。
    バックアップが完了するまで、進捗状況を示すダイアログが表示されます。

バックアップが完了すると、次に示すファイルが出力されます。

参考
データベースのバックアップは、exportdbコマンドでも実行できます。この場合、バックアップファイルはバックアップ形式で出力する必要があります。exportdbコマンドについては、「17.21 exportdb(バックアップの取得)」を参照してください。

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