JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)
機能
配布されたパッケージを組み込むかどうかを選択します。
- 組み込みが許可されているパッケージの一覧を表示します。
- 組み込みが許可されているパッケージを組み込みます。
- 組み込みが許可されているパッケージの組み込みを拒否します。
形式
- 組み込み許可のパッケージの一覧を表示
rdsinsset -l- 組み込み許可のパッケージの組み込み
rdsinsset -x -r完全資源名〔完全資源名…〕- パッケージの組み込みの拒否
rdsinsset -d{-r完全資源名〔完全資源名…〕|-a}
オプション
- -a
- 中継システムまたはクライアントWSの場合,-dオプション(組み込み拒否)と一緒に-aオプションを指定すると,組み込み期限を過ぎたパッケージすべてを組み込み拒否の対象にします。
- エンドWSの場合は,-dオプションと-aオプションを同時に指定できません。
- -d
- 組み込みが許可されているパッケージの組み込みを拒否します。
- エンドWSの場合は,-dオプションと-aオプションを同時に指定できません。
- -l
- 組み込みが許可されているパッケージの一覧を表示します。
- -r 完全資源名
- コマンドを実行する対象の完全資源名を指定します。完全資源名は複数指定できます。指定する形式を次に示します。
DM種別コード.グループ名.資源名〔.バージョン/リビジョン〔.世代番号〕〕- バージョン/リビジョンおよび世代番号を省略した場合は,それ以外の条件が一致するすべてのパッケージが操作対象になります。
- -x
- 組み込みが許可されているパッケージを組み込みます。
表示形式
- (例1)組み込み許可パッケージ一覧の表示形式(中継システムまたはクライアントWSの場合)を次に示します。
- (例2)組み込み許可パッケージ一覧の表示形式(エンドWSの場合)を次に示します。
- (例3)許可されたパッケージを組み込んだときの表示形式を次に示します。
- (例4)組み込みを拒否したときの表示形式を次に示します。
注意事項
- 組み込み許可パッケージの一覧で組み込み期限超過マーク(*)が表示されているパッケージは,組み込めません。マークが表示されているパッケージは,rdsinsset -dコマンドで組み込みを拒否してください。
- ManagingHostで設定したホスト以外から配布されたパッケージは組み込めません。
- OSの再起動が設定されているパッケージを指定した場合,出力されるメッセージ(KDDM0559-QおよびKDDM0560-Q)に従ってキーを入力してください。この操作をすることで,パッケージをインストールし,OSを再起動できるようになります。
- 組み込み許可パッケージの一覧で分割配布中のパッケージは,資源状態がERRORと表示されます。
- rdsinsset -xコマンドでは,上書きの指定がなくても組み込み済みのパッケージを組み込みます。
- システム起動時組み込み,またはシステム停止時組み込みのパッケージは,rdsinsset -xコマンドを一度実行した後にシステムの再起動を行ってください。
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