JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)

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rdsclrコマンド満了日付に達したパッケージの削除

機能

中継システムの保管庫に格納されているパッケージの中から,満了日付に達しているパッケージを削除します。

JP1/NETM/DM Clientでは,その日の最初の電源投入時に満了日付に達したパッケージを自動的に削除します。UNIXマシンの起動中に,システムの日付が変わった場合,その日の最初のパッケージ配布時にパッケージを削除します。このため,通常はこのコマンドを実行する必要はありません。このコマンドは,日に1回の削除で運用上支障がある場合に実行してください。

形式

注意事項

JP1/NETM/DM Clientでグループidを指定したパッケージ配布をしている場合,または自中継システムに滞留した指令がある場合の,パッケージ削除時の指令の状態について次に示します。

グループidを指定した指令の状態
パッケージ削除時の,グループidを指定した指令の扱いについては,設定ファイルの「IDCommandDeleteTiming」で指定します。
  • RESOURCE_DELETEを指定した場合
    削除されたパッケージに該当する指令保管庫の指令および配布管理システムの実行管理ファイルの指令は削除されます。また,削除された指令に指定されたグループidに属している配布先システムの,組み込み待ち状態になっている指令も削除されます。
  • MANUALを指定した場合
    削除されたパッケージに該当する指令保管庫の指令および配布管理システムの実行管理ファイルの指令は無効になります。また,無効になった指令に指定されたグループidに属している配布先システムの,組み込み待ち状態になっている指令はキャンセルされます。

自中継システムに滞留している指令の状態
削除したパッケージに対応する,滞留した指令の扱いについては,設定ファイルの「CommandDeletewithResource」で指定します。
  • YESを指定した場合
    保管庫にあるパッケージの削除と同時に,滞留している指令が自動的に削除されます。
  • NOを指定した場合
    保管庫にあるパッケージが削除されても,滞留している指令は削除されません。削除されたパッケージに該当する指令は無効になります。

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