JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)
リカバリが失敗した場合,バックアップを保存しておけばリカバリを再試行できます。バックアップの保存期間の指定方法およびバックアップディレクトリの管理について説明します。
HP-UX版の他社ソフトウェアのバックアップ管理については,OSのマニュアルを参照してください。
- <この項の構成>
- (1) バックアップの保存期間の指定
- (2) バックアップの表示
- (3) 不要なバックアップの削除
バックアップの保存期間は,登録ファイルのBackupDataKeepで指定します。バックアップを保存する場合は,保存する日数を指定します。保存しない(リカバリを再試行しない)場合は0(標準値)を指定します。
バックアップは,パッケージの配布日からここで指定した日数が経過したあとで,次に示すコマンドを実行したときに削除されます。
- rdssnd,rdsrf,rdsftコマンド
ただし,パッケージングのrdsftコマンドは,実行しても削除されません。
保存されているバックアップに関する情報を確認するときは,基本機能のrdsrecoverコマンドを実行します。
不要になったバックアップは,ディスク容量を圧迫しないよう削除してください。バックアップの削除方法を次に示します。
- 配布管理システムで,バックアップ削除指令を実行
- UNIXの中継システムまたは配布先システムで,基本機能のrdsbkclearコマンドを実行
rdsbkclearコマンドで削除した場合,実行結果は配布管理システムへ通知されません。配布管理システムから資源状態収集指令を実行して,配布管理システムに実行結果を反映してください。
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