JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


2.6.5 配布先システムで必要な設定および組み込み時に必要な確認

OSパッチの組み込み前,配布時に配布先システムで必要な設定,および組み込み時に配布先システムで必要となる確認事項について説明します。

<この項の構成>
(1) OSパッチを組み込む前に配布先システムで必要な設定
(2) OSパッチの配布時に配布先システムで必要な設定
(3) OSパッチの組み込み時に配布先システムで必要となる確認事項

(1) OSパッチを組み込む前に配布先システムで必要な設定

注意事項
組み込み済みのOSパッチの組み込み状態によって,配布されたOSパッチが組み込まれない場合があります。同じOSパッチがすでに組み込まれている場合の組み込みの可否を表2-13に示します。

表2-13 同じOSパッチがすでに組み込まれている場合の組み込みの可否

組み込み状態 配布指示の種類
通常配布 強制配布
手動で組み込まれている
JP1/NETM/DMから組み込まれている
組み込まれていない

(凡例)
○:配布指令は正常終了するが,組み込まれない。
−:配布指令はエラーとなり,組み込まれない。
◎:配布指令は正常終了し,組み込まれる。

(2) OSパッチの配布時に配布先システムで必要な設定

自システムでの組み込み待ち,または組み込み済みのOSパッチのパッケージを表示する場合,rdsrsclstコマンドのuオプションを指定して,コマンドを実行してください。

(3) OSパッチの組み込み時に配布先システムで必要となる確認事項

OSパッチのインストールコマンドが正常終了した場合,終了コードは「0」となります。終了コードから,インストールコマンドが正常終了したかどうかを確認してください。

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved. Copyright (C) 2009, 2010, Hitachi, Ltd.