JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)
配布指令の登録および実行は,配布管理機能のrdsafindコマンドを使用します。次の個所を参照してください。
- rdsafindコマンドの操作方法→「第3編 10. コマンドの操作(配布管理機能)」の「rdsafindコマンド(指令の登録,実行,表示,削除)」
- 指令の実行方法,指令状態の管理,実行結果の通知→「5. 指令の管理」
- <この項の構成>
- (1) UNIX版他社ソフトウェアの配布指令実行時の注意事項
(1) UNIX版他社ソフトウェアの配布指令実行時の注意事項
UNIX版の他社ソフトウェアの配布指令を実行する際,注意する必要のある事項について説明します。
(a) 配布指令の実行時に指定できないオプション
UNIX版の他社ソフトウェアの配布指令をrdsafindコマンドで登録または実行するとき,次のオプションは指定しないでください。
- -t 組み込み日時
- -f 組み込み先ディレクトリ名
- -o 組み込み先ディレクトリの所有者
- -g 組み込み先ディレクトリのグループ
- -m 組み込み先ディレクトリのモード
- -P インストールスクリプトファイル名
- -I 前提バージョン/リビジョン
(b) 配布先システムで必要な設定
UNIX版の他社ソフトウェアの配布指令を実行すると,配布先システムでは表2-10に示すOS標準のインストールコマンドが実行されます。そのため,OS標準のインストールコマンドは,表2-10に示すディレクトリに格納しておく必要があります。
OS インストールコマンド オプション インストールコマンドを格納するディレクトリ HP-UX swinstall -s,-x autoreboot=false,
-x reinstall=true(強制配布時),
-x autorecover_product=true(リカバリ機能使用時),
-c(レスポンスファイル指定時)/usr/sbin Solaris pkgadd -d,-n,-r(レスポンスファイル指定時),
-a(インストール管理ファイル指定時)AIX geninstall -d,-Z,-I F(強制配布時) Linux rpm -i,-v,-h,--force(強制配布時) /bin なお,配布先システムのバージョンは08-00以降である必要があります。
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