JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)

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付録D.4 セキュリティPCだけを含めたあて先グループを作成する

アップデートデータはセキュリティPCだけにリモートインストールできます。そこで,セキュリティPCだけをジョブのあて先に指定できるように,次の手順であて先グループを作成してください。

  1. リモートインストールマネージャの[あて先]ウィンドウを表示し,[ファイル]−[グループの新規作成]を選択する。
    [あて先グループの作成]ダイアログボックスが表示されます。
  2. 「あて先グループの作成」を選択し,作成するあて先グループの名称を指定したら,[実行]ボタンをクリックする。
    指定した名称のあて先グループが作成されます。[終了]ボタンをクリックして,[あて先グループの作成]ダイアログボックスを閉じてください。
  3. リモートインストールマネージャの[システム構成]ウィンドウを表示し,[オプション]−[検索]を選択する。
    [検索]ダイアログボックスが表示されます。
  4. [日付による検索]パネルで,次のように指定する。
    • 「一定期間内に作成されたホスト」を選択
    • 「範囲指定」を選択して,システム構成情報にセキュリティPCを初めて登録した日時から,現在の日時を指定
      セキュリティPCを初めて登録した日時がわからない場合は,「過去」を選択して「999か月間」を指定してください。
  5. [検索]ボタンをクリックする。
    検索が開始され,下部の「日付による検索結果」リストに検索結果が表示されます。
  6. 「日付による検索結果」リストの列見出し「ホスト識別子」をクリックする。
    検索結果のホストが,ホスト識別子の昇順にソートされます。ホスト識別子の先頭が「#C00000000000000」で始まるホストがセキュリティPCです。

    図D-3 [日付による検索]パネル

    [図データ]

  7. ホスト識別子の先頭が「#C00000000000000」で始まるホストをすべて選択して右クリックし,[コピー]メニューを選択する。
  8. リモートインストールマネージャの[あて先]ウィンドウに戻り,2.で作成したあて先グループを選択して右クリックし,[貼り付け]メニューを選択する。
    選択したあて先グループに,7.で選択したホストが貼り付けられます。これで,セキュリティPCだけを含めたあて先グループが作成されます。

なお,アップデートデータをセキュリティPCにリモートインストールする際には,毎回この手順であて先グループを作成し直すことをお勧めします。前回のあて先グループをそのまま使用すると,前回のあて先グループ作成後に追加されたセキュリティPCがあて先に含まれません。