JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)

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5.4.2 不要な情報削除によるメンテナンス

長期間にわたり運用を続けると,インベントリ情報や稼働情報が蓄積されて,データベース容量を圧迫するだけではなく,データベースの検索や更新処理にも影響を及ぼし,システムの性能を低下させるおそれがあります。

次に示す項目はこのような性能低下を回避するためにCSV出力ユティリティなどを使用して,情報の登録数を定期的に確認して不要な情報を削除することをお勧めします。

CSV出力ユティリティについては,マニュアル「運用ガイド1」の「9.1.1 CSV形式ファイルに出力できる項目」を参照してください。

なお,削除によるリレーショナルデータベースの断片化を解消するために,削除後にデータベースの再編成を行うこともお勧めします。

リレーショナルデータベースにEmbedded RDBを使用している場合の再編成の手順については,「5.2.1(2) データベースの再編成」を参照してください。

また,リレーショナルデータベースにMicrosoft SQL ServerまたはOracleを使用している場合のデータベースの再編成については,各RDBMSのマニュアルを参照してください。

<この項の構成>
(1) システム構成
(2) インベントリ情報
(3) ジョブ
(4) パッケージ
(5) ソフトウェアの稼働情報
(6) クライアントに適用するパッチ

(1) システム構成

(2) インベントリ情報

なお,削除されたホストの不要なインベントリ情報はデータベースマネージャから一括して削除できます。

詳細はマニュアル「導入・設計ガイド」の「2.2.8(2) システム構成にないホストのインベントリ情報について」を参照してください。

(3) ジョブ

(4) パッケージ

CSV出力ユティリティでパッケージ属性を出力して登録数を確認できます。

[パッケージ]ウィンドウだけでなく,コマンドでもパッケージ登録と削除ができます。

パッケージの削除についてはマニュアル「運用ガイド1」の「2.4.4 キャビネットおよびパッケージの削除」を参照してください。

(5) ソフトウェアの稼働情報

(6) クライアントに適用するパッチ

リモートインストールマネージャの[更新プログラムの管理]ダイアログボックスで登録数を確認できます。

不要になった取得済みのパッチの削除の詳細については,マニュアル「運用ガイド1」の「7.1.1 パッチを取得する」を参照してください。