JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)

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4.26.14 OUTPUT_CONSTRAINTS(出力する情報の設定)

OUTPUT_CONSTRAINTSタグでは,出力する情報の内容と出力範囲を指定します。OUTPUT_CONSTRAINTSタグはdcmcsvuコマンドで使用します。

指定できるパラメタ,およびコマンドの引数との対応を次の表に示します。

パラメタ 内容 コマンドの引数
template 出力に使用するテンプレート テンプレートキー
format 出力ファイルの形式 /csvまたは/par
row 出力したい項目(列)
group_membership 所属グループ
condition 比較条件
unicode UnicodeのCSV形式ファイル出力有無 /uniYまたは/uniN

(凡例) −:コマンドの引数では指定できない


出力する情報は,JP1/NETM/DMが提供するテンプレートを使って指定します。このテンプレートは,CSV出力ユティリティで使用するテンプレートと同じです。指定したテンプレートに含まれる項目(テンプレート中の列)について,情報が出力されます。また,テンプレートによっては,次の操作もできます。

<この項の構成>
(1) 形式
(2) 説明
(3) 注意事項

(1) 形式

OUTPUT_CONSTRAINTS{
template = 出力に使用するテンプレート
format = 出力ファイルの形式(csvまたはpar)
row = 出力したい項目(列)
group_membership = 所属グループ
condition = 比較条件
unicode = UnicodeのCSV形式ファイル出力の有無(YまたはN)
}

(2) 説明

(3) 注意事項

比較条件や所属グループの指定数が多くなると,DBMSの制限によってRDBアクセスエラーが発生するおそれがあります。その場合は,指定数を減らしてください。

指定数の上限値の例として,ホスト名称の条件を指定する場合の上限値を次の表に示します。

DBMSの種類 バージョン ホスト名称の条件の指定上限値
Embedded RDB 08-51 255
Microsoft SQL Server 7.0 2,041
Oracle 9i 1,000

注※ JP1/NETM/DM Managerのバージョンです。