JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)
JOB_SCHEDULEタグでは,ジョブの登録日時,実行日時,および実行期限のスケジュールを指定します。このタグは,dcmcollコマンド,dcminstコマンド,dcmjexeコマンド,およびdcmsuspコマンドで使用します。
指定できるパラメタ,およびコマンドの引数との対応を次の表に示します。
- <この項の構成>
- (1) 形式
- (2) 説明
- (3) 注意事項
JOB_SCHEDULE{
job_entry_date=ジョブの登録日時
job_execution_date=ジョブの実行日時
job_expiration_date=ジョブの実行期限
}
- job_entry_date=ジョブの登録日時
ジョブの登録日時を「YYMMDDhh:mm」の形式で指定します。
YY :西暦年の下2けた(00〜36,70〜99)
MM :月(01〜12)
DD :日(01〜31)
hh :時(00〜23)
mm :分(00〜59)
このパラメタを省略するとジョブの登録日時はコマンド実行時の日時になります。
- job_execution_date=ジョブの実行日時
ジョブの実行日時を「YYMMDDhh:mm」の形式で指定します。
ジョブの実行日時の値はjob_entry_dateと同じ形式です。
省略した場合,ジョブが即時実行されます。なお,このパラメタを省略できるのは,job_entry_dateおよびjob_expiration_dateの両方を省略した場合だけです。
- job_expiration_date=ジョブの実行期限
ジョブの実行期限を「YYMMDDhh:mm」の形式で指定します。
ジョブの実行期限の値はjob_entry_dateと同じ形式です。
省略した場合,ジョブの実行期限は無期限になります。
- job_execution_date,job_entry_date,job_expiration_dateの指定値は次の条件を満たさない場合,エラーになります。
- ジョブの登録日時,実行日時,または実行期限を指定した場合,サーバでジョブ定義が保存されます。保存されたジョブ定義をジョブが作成される前(指定した登録日時以前)に削除するとジョブを作成できなくなります。
- ジョブの登録日時,実行日時,または実行期限を指定した場合,存在しないあて先,あて先グループ,またはIDを指定してもコマンドは正常終了しますが,ジョブは実行されません。
- 西暦年の下2けたの指定は次の意味になります。
70〜99:1900年代
00〜36:2000年代
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