JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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10.7.8 ログを参照するログ一覧

Windowsのタスクスケジューラに登録されたタスクの開始と終了,「Asset Information Manager Limited」のデータベースに取り込んだ情報の件数などを,「Asset Information Manager Limited」のデータベースに取り込む際の情報およびエラーのログを参照します。「Asset Information Manager Limited」を直接操作できない環境でも,連携製品からの情報の取得状況やエラーの内容を確認できます。

なお,デフォルトの設定では,ログ一覧は管理者だけが参照できます。

ログの一覧は,業務メニュー「ログ一覧」をクリックすると表示されるログ一覧画面から参照できます。ログ一覧画面を次の図に示します。

図10-63 ログ一覧画面

[図データ]

各フォルダのアンカーをクリックすると,その下位にあるファイル名のアンカーが表示されます。ファイル名のアンカーをクリックすると,ログファイルの内容(メッセージ出力時間,メッセージ種別およびメッセージテキスト)を参照できます。「INV」のアンカーをクリックすると,ログファイル(ASTINVn.log)が表示されます。ASTINVn.logの内容から,「Asset Information Manager Limited」のデータベースに取り込んだインベントリ情報の件数,リアルタイムにインベントリ情報を取得するサービス「Asset Information Synchronous Service」のエラーメッセージなどを確認できます。

ファイル名の見方
ASTINVn.logのnは,1〜9のファイル名の通番を示します。
一つのファイルに出力できるログの上限を超えると,番号を一つ繰り上げたログファイルが作成されます。ただし,番号が9まで設定された場合は,1に戻ります。最新のログファイルは,ファイル属性(日付・時間)で見分けてください。

ログ一覧画面には,「Asset Information Manager Limited」の仮想ディレクトリ\logに格納されているフォルダおよびファイルが表示されます。上位の「Asset Information Manager Limited」の仮想ディレクトリに移動しようとすると,権限がないため,画面を表示できない旨のメッセージが表示されます。「Asset Information Manager Limited」の仮想ディレクトリは,デフォルトではJP1/NETM/DMのインストール先フォルダ\jp1asset\wwwrootです。