JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
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(1) 共通の注意事項
- WSUS連携機能は,統合Windows認証,ダイジェスト認証,および.NETパスポート認証に対応していません。これらの認証を設定している場合は,WSUS連携機能は使用できません。
- あて先グループからWSUSコンピュータグループを作成する場合,バージョンが07-53以降のクライアントだけが含まれるようにしてください。07-52以前のクライアント,およびJP1/NETM/DM Clientがインストールされていないマシンは,WSUSコンピュータグループに登録できません。
- Microsoft Internet Explorerの[ファイル]メニューから[オフライン作業]を選択している場合,WSUS連携機能は使用できません。[オフライン作業]が選択されていないことを確認してから,WSUS連携機能を使用してください。
- 作成済みのWSUSコンピュータグループ名と同じ名前のあて先グループを登録する場合,登録するあて先グループのクライアントだけでWSUSコンピュータグループが上書きされます。そのため,登録済みのクライアントが削除されることがあります。削除したくない場合は,WSUSコンピュータグループを作成する前に,あて先グループ名を変更してから,登録してください。
- WSUS連携機能を使用するためには,インストールした仮想ディレクトリに対して,ASP.NETアプリケーションが構成されている必要があります。
WSUS連携機能が動作しない場合は,ASP.NETアプリケーションが構成されているかどうかを,次に示す手順で確認してください。
- WSUS連携機能をインストールした仮想ディレクトリのプロパティを開く。
- [仮想ディレクトリ]パネルの[構成]ボタンをクリックする。
[アプリケーションの構成]ダイアログボックスが表示されます。
- [アプリケーションのマッピング]パネルに拡張子「.aspx」が登録されているかどうかを確認する。
「.aspx」が登録されていない場合,または「.aspx」に設定されている実行可能ファイルのパスの内容がMicrosoft .NET Framework 1.1以外のバージョンのDLLである場合は,WSUS連携機能は正常に動作しません。正常に動作させるためには,Microsoft .NET Framework 1.1に付属するASP.NET IIS登録ツール(Aspnet_regiis.exe)を使用して,WSUS連携機能をインストールした仮想ディレクトリに対してASP.NETアプリケーションを構成してください。Aspnet_regiis.exeを実行するときのコマンドの指定例を次に示します。
(例)
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v1.1.4322\aspnet_regiis
-s W3SVC/1/ROOT/netmWS
なお,Aspnet_regiis.exeの詳細については,Microsoft社のホームページを参照してください。
(2) WSUS 3.0使用時の注意事項
- WSUS管理コンソールで階層化したWSUSコンピュータグループを作成している場合,JP1/NETM/DMの[WSUSコンピュータグループの作成]ダイアログボックスでは,末端に位置するWSUSコンピュータグループだけが表示されます。
- すでにWSUSコンピュータグループに登録されているクライアントを,ほかのWSUSコンピュータグループにJP1/NETM/DMで登録した場合,クライアントの登録先が変更されます。その前に登録されていたWSUSコンピュータグループからは,該当するクライアントは削除されます。
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