JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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6.3.1 稼働監視の開始方法

稼働監視を開始するには,稼働監視を開始するクライアントをあて先に指定して「ソフトウェア稼働監視の制御」ジョブを実行します。「ソフトウェア稼働監視の制御」ジョブの作成時に,[ジョブの作成]ダイアログボックスの[稼働監視ポリシー]パネルで,「ソフトウェア稼働監視の開始/変更」と,クライアントに適用する稼働監視ポリシーを選択してください。クライアントでジョブが実行されると,選択した稼働監視ポリシーが適用され,稼働監視が開始されます。

ジョブの実行方法の詳細については,「8. ジョブを管理する」を参照してください。また,[稼働監視ポリシー]パネルの詳細については,「8.2.8 [稼働監視ポリシー]パネルの設定」を参照してください。

なお,ほかのコンピュータ上のリモートインストールマネージャから[ソフトウェア稼働監視ポリシーの編集]ダイアログボックスを表示している場合,「ソフトウェア稼働監視の制御」ジョブは実行できません。この場合,[ソフトウェア稼働監視ポリシーの編集]ダイアログボックスを閉じてから,ジョブを実行し直してください。

 

クライアントに適用されている稼働監視ポリシー(適用済みソフトウェア稼働監視ポリシー)の名称は,リモートインストールマネージャの[システム構成],[あて先]または[ディレクトリ情報]ウィンドウの[属性]パネルで確認できます。また,[属性]パネルで,クライアントから稼働監視結果を最後に取得した日時(ソフトウェア稼働情報最終更新日時),および適用されている稼働監視ポリシーのバージョン(適用済みソフトウェア稼働監視ポリシーバージョン)も確認できます。

クライアントに適用できる稼働監視ポリシーは一つだけです。クライアントに適用されている稼働監視ポリシーを変更したい場合は,「ソフトウェア稼働監視の制御」ジョブの作成時に,[ジョブの作成]ダイアログボックスの[稼働監視ポリシー]パネルで,「ソフトウェア稼働監視の開始/変更」と,クライアントに適用する稼働監視ポリシーを選択してください。