JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
リモートコレクトしたデータを配布管理システムまたは中継するシステムで利用するとき,あらかじめクライアント側でデータを加工しておく方が良い場合があります。例えば,各クライアントで処理したデータを基に,サーバのデータベースを更新する処理で,クライアント側のデータをサーバ側のプログラムで解釈できなければ,データを加工しなければなりません。サーバにリモートコレクトしてから加工することもできますが,各クライアントから送られてきた大量のデータを一度に加工しようとすると,サーバの負荷が大きくなってしまいます。
このような場合は,リモートコレクトの直前に外部プログラムを起動させる機能を利用すると便利です。リモートコレクトの直前に起動させる外部プログラムとして,データ加工のためのプログラムを指定することで,上記のような運用に対応できます。
クライアントで加工したデータのリモートコレクトを,次の図に示します。
図5-7 クライアントで加工したデータをリモートコレクトする
リモートコレクトの直前または直後に起動させる外部プログラムは,[リモートコレクトの詳細オプション設定]ダイアログボックスで設定します。このダイアログボックスは,[ジョブの作成]ダイアログボックスの[コレクトファイル]パネルで[詳細]ボタンをクリックすると表示されます。
図5-8 [リモートコレクトの詳細オプション設定]ダイアログボックス
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