JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
リモートコレクトのジョブ実行時,およびアンアーカイバ使用時の注意事項を次に示します。
- JP/NETM/DMのバージョンが09-00以前でOSがWindowsのクライアントに対してリモートコレクトジョブを実行する場合,収集パス名は半角63文字以内で指定してください。64文字以上を指定した場合,先頭から63文字だけが有効となり,エラーにはなりません。
- 次のような条件でのリモートコレクトは失敗するおそれがあります。
- リモートコレクトするファイルがクライアント側で使用されている場合
- Windows NTクライアントのネットワークドライブからのリモートコレクト
- アクセス権のないディレクトリからのリモートコレクト
- 「中継サーバからのコレクトファイル収集」ジョブおよび「中継サーバのコレクトファイル削除」ジョブは,あて先として中継するシステムを指定するジョブです。このジョブのあて先にクライアントを指定すると,エラー,または実行中(実行状況20%)のままとなります。
- [ジョブの作成]ダイアログボックスや[アンアーカイバ]ウィンドウに表示されているディレクトリまたはファイルは,途中で,ほかのアプリケーションから削除される場合があります。このような場合,画面にはその情報が反映されません。すでに削除されたファイルまたはディレクトリを画面上で選択すると,「ファイルのアクセスに失敗しました。」というエラーダイアログボックスが表示されます。
- 「収集ファイル格納ディレクトリ」には,サーバ上のディレクトリを指定してください。サーバとリモートインストールマネージャが別のPCにインストールされている場合は特に注意してください。
- 「収集ファイル格納ディレクトリ」に,存在しないドライブを指定した場合は,JP1/NETM/DMのインストール先ディレクトリ\tempにクライアントのホスト名でディレクトリが作成され,収集したファイルが格納されます。
- PC(Windowsシステム)からとWS(UNIXシステム)からのリモートコレクトを一つのジョブで行うことはできません。
- WS(UNIXシステム)に対してリモートコレクトジョブを実行する場合は,次の点に注意してください。
- 収集対象は,ルートディレクトリから指定してください。ただし,ドライブの指定は不要です。
- 収集対象ファイルまたはディレクトリは一つしか指定できません。複数指定した場合は,先頭の指定だけが有効になります。
- 収集パス名は,半角63文字以内で指定してください。64文字以上を指定した場合は,先頭から63文字分が有効となります(エラーにはなりません)。
- 起動する外部プログラムのパスは,半角64文字以内で指定してください。65文字以上を指定した場合は,先頭から64文字分が有効となります(エラーにはなりません)。
- 起動する外部プログラムのパスにスペースを含めることはできません。
- 起動する外部プログラムに引数は指定できません。
- [コレクトファイル]パネルの[収集ファイル格納ディレクトリ名]にはローカルドライブのディレクトリを指定してください。ネットワークドライブにはリモートコレクトしたファイルを格納できません。
- [コレクトファイル]パネルの[収集対象],および[JP1/NETM/DMアンアーカイバ]ウィンドウは,UNCパスに対応していません。ネットワーク上のファイルやディレクトリを使用する場合は,ネットワークドライブに割り当ててから使用してください。
- 一度にリモートコレクトできるファイル容量の上限は,合計で2ギガバイトです。
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