JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)
クライアントは配布管理システムのジョブを受信して実行します。配布管理システムのジョブを受信できるのは,クライアントが起動されているときだけです。通信障害が発生したときやクライアントが起動されていないときは,上位システムからのジョブを受信できません。このような場合,自システムあてのジョブがあるかどうかをクライアントに監視させることができます。上位システムからのジョブを監視することをポーリングといいます。
JP1/NETM/DM Client(クライアント)のセットアップでは,ポーリングのタイミングや実行間隔などを設定できます。ポーリング方法には,次の種類があります。クライアントの運用方法に合わせてポーリングの方法を選択してください。
なお,ポーリング方法のデフォルト値は,JP1/NETM/DM Client(クライアント)インストール時に指定するネットワーク環境によって異なります。
WAN環境を選択した場合は,デフォルト値として,システム起動時に1回だけポーリングするように設定されます。低速なWAN環境のため,むだなデータの送受信を少なくしたい場合は,「ポーリングしない」を設定してください。
LAN環境を選択した場合は,デフォルト値として,システム起動時から30分間隔でポーリングを行うように設定されます。ポーリングの間隔やタイミングは,ネットワークに負荷が掛からないように設定してください。
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